スタジオ4℃の2大アニメーションプロジェクト

http://www.beyond-c.co.jp/times/new/times.html

ある2つの大きなアニメーション作品プロジェクトが2005年より本格的に始動します・・・。 ここではまだ詳しくは明かせませんが、その1つには皆が待ち焦がれたあの監督の長編作品も・・・。公開された情報は、アニメフェアを境に、世界中のアニメニュース系blogサイトに飛び火することでしょう。とても日本で収まりきる規模ではございません。「完成、公開の暁にはジャパンへ!イーストへ!」と決意する人もきっといるはず。

4℃のテキスツはいつも仰々しいなぁ。

東京アニメフェアで『風人物語』イベント決定

http://www.windy-tales.com/oshirase/index.html

来る4/3(日)、ビックサイトで開催される東京アニメフェアの東北新社ブースにて、『風人物語』のナオ役名塚佳織さん、ミキ役花村怜美さん、涼子役岩村愛さんが、皆さんの前で「声優グランプリ」の取材を受ける、というトークイベントを行います。時間は14:50から。

なんとなくついで感が強いが、もちろん制服姿で登場してくれますよね(´ー`)

予約したのにもったいない−トトロの家、300人現れず

http://www.sanspo.com/sokuho/0328sokuho014.html

ネットオークションで本来無料の入館引換券が取引される人気パビリオン。完全予約制であることを知らずに足を運ぶ人もいるが、協会は「当日にいきなり入れたら、予約できずに来場をあきらめた人と不平等になる」として、来なかった人の分の当日受け付けはしない方針だ。

無料だからかねぇ。
オークションだと相場が1枚4〜5000円くらいになってるのでオークションで落とした人は意地でも来ると思うけども。
http://www.aucfan.com/search2?o=t1&q=%a5%b5%a5%c4%a5%ad%a4%c8%a5%e1%a5%a4%a4%ce%b2%c8

「『コゼットの肖像』と色んなアニメを観よう大会」レポート

アニメスタイルのオールナイトイベント「『コゼットの肖像』と色んなアニメを観よう大会」に行って来ました。

まず最初に上映されたのは「ボビーに首ったけ」。ボビーは1年に一回くらいは見返すのだが、やはり劇場で見るのは格別だ!35mmフィルムでの上映と言う事もあって、どのくらいのフィルムコンディションなんだろうかと思ったが、ほとんどノイズも感じられず綺麗なものでした。
作画マニアは野村宏伸の「ストライプの雨の彼方」が掛かる辺りで涙が出てくるはずだ。ボビーと言えばヘルメットの映り込みと、なかむらたかし、森本晃司による鉛筆書き背景動画と、ヒゲのマスターですよ。

ボビーの上映が終わりゲストの平田敏夫監督が登場。40分の中編アニメであるボビーは3ヶ月で作ったとのこと。当時は角川だし金掛かってるなぁと思ったモノだが、話を聞いていると、いいタイミングで一流の役者やスーパーアニメーターやオールディーズの名曲を使えた結果、あれだけの密度でやれたとのこと。書けないが平田監督が語る押井監督のアレについての話も面白かった。

あとキャラクターデザインの吉田秋生が違うラストシーンを提言したりと、結構本編にタッチしていたらしい。本編イラストも相当数描いてる。

ゲストトークを挟んでイベントの冠である「コゼットの肖像特別編」。こういう機会でないと見る事はないだろうなぁ。俺は会場入り口に飾ってあるコゼットドールが魂を持って暴れ回るアニメだと思っていたよ(;´Д`)その映像と溢れるイメージは一見の価値あり。

まだWOWOWノンスクランブル放映前なので内容には触れないがひとつだけ。基本的にホラーなので血とかは別にいいのだが、随所に現れるドクロだけはちょっといただけない。ドクロが許されるのは幻魔大戦だけ!

コゼットの肖像 Vol.1
発売日:2004-05-26
発売元:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
収録時間:38(minutes)
定価:¥ 6,300(税込)
価格:¥ 6,300(税込)※0%OFF!!
コゼットの肖像 Vol.2
発売日:2004-07-28
発売元:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
収録時間:36(minutes)
定価:¥ 6,300(税込)
価格:¥ 6,300(税込)※0%OFF!!
コゼットの肖像 Vol.3
発売日:2004-12-22
発売元:アニプレックス
収録時間:30(minutes)
定価:¥ 6,300(税込)
価格:¥ 6,300(税込)※0%OFF!!

続いてサムライチャンプルー打ち上げから駆けつけたゲストの中澤一登氏が登場。TV版ロードス島戦記OP&ED、「COMEDY」の2作品を上映。

ロードス島戦記はOVAの方しか見てなかったのでTV版は初見。デジタルで400枚重ねたというEDの髪のなびきはディフュージョンフィルターを掛けた事でよく分からなくなってしまったとのこと。わはは。「COMEDY」はビデオマガジン「グラスホッパー!」で見てたけど、今見ると舞台があんまり西洋に見えない。サムライチャンプルーとすげぇオーバーラップするんですけど。

Grasshoppa! Vol.3
発売日:2004-07-16
発売元:ビデオメーカー
収録時間:85(minutes)
定価:¥ 1,980(税込)
価格:¥ 1,980(税込)※0%OFF!!

そして個人的目玉であるTHE八犬伝の上映。改めて劇場のスクリーンで1話と新章4話を続けてみると、似ていると言われる大平晋也と橋本晋治の画の違いがよく分かる。大平晋也自体橋本晋治の画の影響を色濃く受けていたので1話の頃こそ似ていたが、新章4話ではかなり違う印象だ。

新章4話がここまでのテンションを築けたのも、大平晋也が「これが最後の作品」と決意していたからに他ならないのだろう。新章4話をアップした1週間後に大平晋也はアニメーターを廃業、後を追うように橋本晋治もアニメ界から去っていった。

THE 八犬伝
発売日:2005-01-26
発売元:ジェネオン エンタテインメント
収録時間:179(minutes)
定価:¥ 3,990(税込)
価格:¥ 3,990(税込)※0%OFF!!
THE 八犬伝~新章~
発売日:2005-01-26
発売元:ジェネオン エンタテインメント
収録時間:204(minutes)
定価:¥ 3,990(税込)
価格:¥ 3,990(税込)※0%OFF!!

ラストの上映は「哀しみのベラドンナ」。

ベラドンナは子供の頃に東京12チャンネル(まだTV東京にあらず)の番組で映像が流れたのをたまたま見てかなりトラウマを植え付けられたアニメだ。アニメスタイルのイベントでも部分的に拝見していたが、全編通して見るのはこれが初になる。

いやーこれこれ、この股裂きのカット(子供だったのでなんでこの女の人が「股裂かれている」か理解できなかったのだ(;´Д`))だよ!久々にトラウマを刺激されたが、やはり後を引く作品だ。

しかしなんで最後にこれを持ってきたのか、オールナイトで疲れた体にビンビン来て困りました(;´Д`)

虫プロ・アニメラマ DVD-BOX (千夜一夜物語 / クレオパトラ / 哀しみのベラドンナ)
発売日:2004-01-28
発売元:コロムビアミュージックエンタテインメント
収録時間:322(minutes)
定価:¥ 12,600(税込)
価格:¥ 12,600(税込)※0%OFF!!

とにかくアニメスタイルのイベントには珍しく、血が出まくり映像な7時間でした。参加されたみなさんお疲れさまでした。

花粉症が心配だったでボックスティッシュ1箱持っていったのだが結局使うことなくすんでよかった・・・。目はかゆかったけど。

「もっとアニメを観よう」第17回うつのみや理のベスト20(1)

http://www.ntv.co.jp/ghibli/web-as/04_watch/watch17_1.html
Webアニメスタイルからもう1本。うつのみや理の選ぶアニメベスト20。

── 脱線ついでに、思い切って具体的なタイトルを出しちゃいますけど、例えば『NARUTO』なんかもコマ送りするんですか。
うつのみや ああ、しますよ(笑)。松本(憲生)君の回なんかしましたね。ビックリしてね。
── それって、林の中で戦うエピソードですか?(30話 蘇れ写輪眼! 必殺・火遁龍火の術!)
うつのみや うん。
── あれは、したくなりますよね。最近のアニメファンはあまりやらならしいですよ。
うつのみや えーっ、しないの? 残念ですよね。

WindowsMediaPlayer標準ではできないのでMediaPlayerClassicで送ってます(´ー`)v

「アニメ様の七転八倒」第8回「作画アニメ『新・鉄人』」

http://www.ntv.co.jp/ghibli/web-as/05_column/animesama08.html
またよりによってイベントの前にこんな濃いコラムが・・・。
「新・鉄人」は再放送で見ました。当時コミケで買った五月はじめさんの「新・鉄人」の作画研究同人誌を読んで、「新・鉄人」をリアルタイムで見てなかった事を血の涙を流しながら心の底から悔やんだものだ。それから程なくして千葉テレビで再放送されたので失血せずに済みました。

なんと言っても、山下作画が素晴らしい。軍事基地で暴れまくるオックスやX団の戦車を描いてるのだが、実に強烈。奇天烈かつダイナミックなアクション、炸裂するパワー。オックスも作画も猛り狂っている。金田系作画のひとつの頂点であるのは間違いない。本放送で観た時に、僕は相当興奮した。今の若いアニメファンだって、このシーンを観たらきっと興奮するに違いない。

そう、ここが気になるところなんだ。当時それほどコアでなかったライトなアニメファンの自分が金田系作画を切っ掛けにアニオタ界に引きずり込まれ、結果として今こういう変な大人になってしまっている訳だが、果たして今の若い「ライトな」アニメファンが金田系作画をどう見るのかちょっと興味がある。若くて濃いアニメファン(アニオタ)は貪欲過ぎるのであまり参考にならない(笑)
「凄い」という事を事前に知っていて見るのと、知らずに見るのとではやはり後者の方が興奮度が高いだろうな。だから本放送で見る、というのは重要なんだな。あ、また血の涙が・・・。