「ヤッターマン」についてファンのみなさまに報告

http://www.bellabeaux.co.jp/masa071230.html
YellowTearDropsより
新ヤッターマンのOPを巡って作曲者の山本正之側とトラブルがあったようです。正直長くて読みづらいのですが、簡単にまとめると問題の争点は「今と昔の製作システムの違い」、「作曲者として満足のいくOP収録が出来ていない」という2点に絞られるかな。

「ヤッターマンの歌」は第一期、9話まで。その後は、誰の作品によるものかは未定という。私、確認、「では10話から後は山本正之以外の作家が作った主題歌が流れるのですか?」、読売テレビ「そうです。」。私ひとこと、「このお話し、成立しません。」、しばらく、意見の交換があったあと、テレビ側「わかりました、最後まで山本正之の作品でいきましょう、新曲を作っていただくか、もしくは、ヤッターマンの歌、をクールごとに歌手を変えて。」、そして私は了承。

私はすでに業界では古い世代に入る作家である。それだからそれなりの、仕事の仕方の不文律がある。それは私だけではなく、この世代の作家みんなが、持ち合わせているはずのものである。私はすわくんに閑言した。
「歌を録るということは、まず、担当(ディレクター)が、歌い手を作家に紹介し、歌い手が作家に挨拶し、
作家もこれに応えて挨拶し、この三者に加えて諸々のスタッフの都合を整え、スタジオをキープし、連絡をし、関係者全員の中で、和気あいあいと、楽しく、そして厳しく、行われるもの。」と。
確かに、今はちがうらしい。現場プロデユーサーひとりの判断で自由に録音し、完成、だそうだ。

今のテレビアニメの製作システムから言えば山本正之側の主張はなかなか難しいものがあるのかも知れない。旧ヤッターマンには山本正之の色は濃く出ていたが、新ヤッターマンでもそれをまんま踏襲するという訳にもいかないのは山本側もよく分かっていることだろう。
そもそもこの放映時間帯(月曜夜7:00~)はヤッターマン世代だったサラリーマンも帰ってこれるかどうかの時間なので、正直TV局としてはヤッターマンという『ガワ』が必要だっただけで、山本正之色の重要度もそんなに高くなかったのだろう。。
スワッチのアニメ日記より

その新しい「ヤッターマン」のオープニング曲「ヤッターマンの歌」ですが、今回はアニメ史上初?の“主題歌公募”にドーンと応じてくれました世良公則さんと野村義男さんのユニット・音屋吉右衛門に歌ってもらいます。「山本さん本人に歌って欲しい」「山本さんの声を聞きたい」というファンの声もありますし、山本さんからも「この歌はこうしたい、この人に歌って欲しい」的な意見をもらっていますが、今回は最終的に山本さんの了解もいただき、こちら側で選ばせていただいた音屋吉右衛門に歌ってもらうことにしました。

でも確かにこの人選は訳分からん(;´Д`)だったら山本正之に歌って欲しかったなぁ

また、当社ベラ・ボーエンタテインメントに、入札に参加する予算があるはずもないし、始めから入札のお誘いも無かったし、ね。

公募と言いながら、結局入札に成功したのが音屋吉右衛門だった、ってことになるのかな。

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