平野耕太 パリで「HELLSING」を語る

http://animeanime.jp/report/archives/2008/07/hellsing.html
平野耕太が表に出てきたのってヘルシングアニメ化の時以来ですかね?

作品創作の方法についての質問もあった。そこでは、マンガの創作に一番必要なのは編集者と語った。マンガは他の雑誌とはまるで違う作り方をするので、マンガ編集者の存在は不可欠なのだという。

日本では編集者と漫画家の関係の問題が燻っているこのタイミングで平野耕太からマンガ編集者の話が。
『Kohta HIRANO』の名が誌面に踊る現地フランスでの記事。
http://www.editions-tonkam.fr/je9_kohta_hirano.php

山下ユタカ インタビュー

映画秘宝8月号に「ノイローゼダンシング」「ガガガガ」作者の山下ユタカインタビューが掲載。1Pほどですが、山下ユタカ初のインタビューなのでファンなら少なくとも目を通しておくべき。

──最終章はどんな感じですか?

すでに今、100ページくらい描き下ろしていて、完結まであと120ページぐらいです。全部描き終わったら、年内ぐらいに講談社の「MiChao!」っていうレーベルで携帯電話とパソコンでまとめて配信する予定なんですけど・・・。

──けど?

正直言うと、暴力描写がちょっと問題になるかもしれないんですよ(苦笑)。

山下ユタカはものすごい才能を秘めているしその片鱗も十分すぎるほど見せている、俺が強く推している漫画家なんだけどまあ色々と不遇だよな。若い読者にはSF要素とか入れないと受けないのかなー。確かに80年代的エッセンスで溢れてはいるが、むしろそのテンションが未だに保てていることがすごい。

いつか山下ユタカに会いに行かないとな・・・。山下ユタカはゲルチュチュってパンクバンドやってるんだけど、いつも告知が直前でかつ平日なのでなかなか都合が付かないんだよな。

ガガガガについては手前味噌ながら以下参照。

アニオタフォース | 山下ゆたか「ガガガガ」2巻 3/23発売

映画秘宝 2008年 08月号 [雑誌]
発売日:2008-06-21
著者:
出版社:洋泉社
定価:¥ 1,050(税込)
在庫:通常24時間以内に発送
中古:~
暴虐外道無法地帯ガガガガ 4 (4) (ヤンマガKCデラックス)
発売日:2007-09-21
著者:山下 ユタカ
出版社:講談社
定価:¥ 1,280(税込)
在庫:通常24時間以内に発送
中古:~
暴虐外道無法地帯ガガガガ 3 (3) (ヤンマガKCデラックス)
発売日:2007-01-23
著者:山下 ユタカ
出版社:講談社
定価:¥ 1,280(税込)
在庫:通常24時間以内に発送
中古:¥ 860~
暴虐外道無法地帯ガガガガ 2 (2) (ヤンマガKCデラックス)
発売日:2006-04-21
著者:山下 ユタカ
出版社:講談社
定価:¥ 1,100(税込)
在庫:通常24時間以内に発送
中古:¥ 533~

漫画家・浦沢直樹がCDデビュー

http://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=19487

近年、学生時代より断続的に続けてきた音楽活動を本格化、6月4日にシングル「月がとっても…」(Flying Ducko-chang Records/FDRS-5 税込1,260円)にてついにCDデビューを果たしました!

江川達也とはまた違った新しい道を模索してますね。つーか対バンが無駄に豪華なんですけど!

★20th CENTURY’S ROCK SHOW
    日時:6月27日(金)18:00開場/19:00開演
    出演:和久井光司
       浦沢直樹
       パール兄弟 (サエキけんぞう vo/窪田晴男 g)
       sanch(佐野史郎 vo,g/橋本潤 b/GRACE ds/エマーソン北村 kbd)
       久住昌之
       白井良明 (from ムーンライダーズ)
    Instruments by セルロイド・ヒーローズ with 難波弘之
★BOB DYLAN SUMMIT 2008
    日時:6月28日(土)17:30開場/18:30開演
    出演:和久井光司
       浦沢直樹
       小室 等
       あがた森魚
       PANTA
       中山ラビ
       The Ma’am
       THE DUET
       東京ボブ・ディラン
    Instruments by セルロイド・ヒーローズ with 難波弘之

やべぇ(;´Д`)普通に見たいかも

戦えナム

いつもの飛井さんとこから

ジョージの本はすぐ絶版になっちゃうし復刊もされないし。

そう、ジョージ秋山作品はアッという間に入手困難になる。いつ見ても浮浪雲、恋子の毎日、ピンクのカーテン辺りしかブックオフに残ってない。ラブリンモンローがあんなに入手困難になるとは連載当時は思いも寄らなかった。作者の意向で重版掛けないのかね?
数年前にメディコムトイの狩猟社から未収録作品が続々復刊された時は期待したが、かなり通向けの作品ばかり(そもそも狩猟社プロジェクト自体、担当者の趣味のようなものだったが)で戦えナムもそうだが少年向け漫画の復刊は叶わなかった。ドブゲロサマやデロリンマン(完全版)、花のよたろう辺りが読みたいんだがなー。
文庫サイズだが銭ゲバ、アシュラの復刊は嬉しい。

銭ゲバ 上 (1) (幻冬舎文庫 し 20-4)
発売日:2007-10
著者:ジョージ秋山
出版社:幻冬舎
定価:¥ 720(税込)
在庫:通常3~5週間以内に発送
中古:¥ 290~
銭ゲバ 下 (3) (幻冬舎文庫 し 20-5)
発売日:2007-10
著者:ジョージ秋山
出版社:幻冬舎
定価:¥ 680(税込)
在庫:通常24時間以内に発送
中古:¥ 190~
アシュラ (上) (幻冬舎文庫 (し-20-2))
発売日:2006-02
著者:ジョージ秋山
出版社:幻冬舎
定価:¥ 680(税込)
在庫:通常24時間以内に発送
中古:¥ 240~
アシュラ (下) (幻冬舎文庫 (し-20-3))
発売日:2006-02
著者:ジョージ秋山
出版社:幻冬舎
定価:¥ 630(税込)
在庫:通常24時間以内に発送
中古:¥ 230~

雷句誠が小学館を提訴

木静日記より
http://88552772.at.webry.info/200806/article_2.html

上記の時間に(株)小学館に対し、紛失したカラー原稿、5枚の損害賠償を請求する訴訟を起こしました。
無くされたカラー原稿は下記記載の5点です。

平野耕太氏に聞かせてやりたいですね!

(2)つい最近週刊少年サンデーが創刊50周年を迎え、その記念として、今までの大御所の先生方にサンデーでの思い出を漫画で描いてもらうと言う企画がありました。その中で小山ゆう先生という大御所の作家さんが、2008年16号の週刊少年サンデー掲載の漫画の中で、ひたすら小山先生に失礼をしている編集者の漫画を描いていました。最後は想像オチ(こんな編集、いるわけないよ)みたいな感じで現実ではないと描いてましたが、こんな50周年というおめでたい企画で、はたして小山ゆう先生が何の原因もなく、こんな嫌みになる漫画を描くであろうか?
私はそれまで小山ゆう先生の描かれた、漫画の中の編集さんの態度に似た行為をとても多く見てきました。
きっと、小山ゆう先生ほどの大御所の人にもひどい対応をしてるのではと想像できます。

古くは当時のジャンプ編集部がそういう事に寛容だったのだろうか、「Dr.スランプ」、「すすめ!パイレーツ」、「1、2のアッホ」、「トイレット博士」、「こち亀」などであからさまな形で担当編集者が連載作品の中にしばしば登場していた。その与えられる役は(漫画家の編集者からのストレス発散のための)悪役としての登場が多かったが、大体は愛着のあるキャラクターとして読者に親しまれていた。特に作中で実在の編集者であることは明かされなくても、後ろの後書きの編集者の名前や似顔絵イラストを見れば子供でもその関連性は分かり、漫画家と編集者の間の関係がうっすら想像付いた。
一方、毎回の打ち合わせで色んな資料を調べて色んなネタを考えて、気が付いたらいつの間にか編集者が全て話を作っていて結局原作者としてデビューした、というのも聞かない話ではない。原作者とまでいかなくても編集の仕事として話は作ってはいるんだろうけど。
まあどうなることやら。
ちょっと気になるのは、この雷句誠氏一方からだけの陳述書を読んだだけでも雷句誠が「怒りやすい作家」というイメージが読みとれてしまうこと。

私が一度怒りをぶつけてからは、

この人もまた仕事場で怒ってからやっと遅刻も直り

同じミスが続き、机を思いっきり殴り

アシスタントにミスをした所をしっかり見ろと、顔を近づけさせたところ

私は机を叩き、(また右手で叩いてしまう、)編集長に怒鳴ります。とにかく怒鳴りまくりました。

経理でも怒鳴らなければまともに仕事をしてくれない。

漫画そのままの直情的な人っぽいなぁ。

金色のガッシュ!! 33 (33) (少年サンデーコミックス)
発売日:2008-06-18
著者:雷句 誠
出版社:小学館
定価:¥ 420(税込)
在庫:近日発売 予約可
中古:~
編集王 (1) (小学館文庫 (つB-1))
発売日:2006-07
著者:土田 世紀
出版社:小学館
定価:¥ 650(税込)
在庫:通常24時間以内に発送
中古:¥ 1~

古谷実の1年ぶりの新作「ヒメアノ~ル」がヤンマガ27号より連載スタート

http://www.muhyojo.com/publisher/Koudansya/Weekly-Young-Magazine-0805-26/T-1.html

さらに内容については巻末のヤンマガ編集部の文章から抜粋。
『聞いた話では、今度の主人公の男性はビル清掃の仕事をしているそうですね。
 想像ですが、不平不満など一切語らず、黙々と働きながらも、
 まだ出会えぬ夢や希望を遠い目で眺めている青年の姿が頭に浮かびます。』

前作の「わにとかげぎす」は正直失敗作だった。出だしは毎回捻っていて読者に今後の展開を期待させるんだけど、話が進むにつれ最初のキャラ設定はどこへやらキャラがハイテンション化して話を色々すっ飛ばしてしまうのが古谷実の悪い癖。ブ男でパッとしない主人公に美女の彼女が連れ添うのもずっと同じパターン。
ただし、毎回秀逸なのは古谷実作品の脇役たち。ヒミズの夜野正造は今までの古谷作品にはいない脇役で個人的にかなり好きなキャラクターだった。悪人描かせても毎回個性的ないいキャラクターを描ける。あとは本編で魅せてくれるといいんだが・・・。

わにとかげぎす 4 (4) (ヤングマガジンコミックス)
発売日:2007-07-06
著者:古谷 実
出版社:講談社
定価:¥ 560(税込)
在庫:通常24時間以内に発送
中古:¥ 80~
ヒミズ (4) (ヤンマガKC (1055))
発売日:2002-07-05
著者:古谷 実
出版社:講談社
定価:¥ 540(税込)
在庫:通常24時間以内に発送
中古:¥ 1~

今回の「サルまん」連載中止について

http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_b30e.html
ようやくIKKIで最終回を読んだのでつらつら思う事を書いてみようと思う。
本誌の方にはブログの方に書かれていない「こうなるはずだった」展開が細かに書かれています。これを読んで竹熊健太郎が「とにかく面白い事」を追求しているのは理解出来ました。しかし、そこにはそれを実現可能にするためのプランが何も練られていないな、とも感じました。実際ノリと勢いだけで突っ走ろうとしていたようで、どう考えてもディレクター不在です。見積もり甘いどころか見積もりしてないんじゃないか?

旧サルまんでも、とんち番長のアニメ化などメディアミックスについてはすでにネタにしていました。ただそれはコンセプトの呈示にとどまっていましたので、今回俺は、コンセプトとしてではなく、本当にアニメやグッズを作って販売しようと思っていたのです。

これに対して相原コージと編集部側は「それのどこが面白いの?」とバッサリ斬る。これは単に費用対効果の話ではなく、そもそも「デスの音」がアニメ化というだけで既に出オチみたいなものなのに、それをメディアミックスするために掛ける労力と情熱、そしてもちろん金銭面でも見合わないと言うことなんでしょう。もっと言ってしまえば暴走する竹熊健太郎に回りが付いていけなかった。

メディアミックスで行く、ということは俺が最初から(入院前から)言っていたことで、その方向で始めることに合意ができていたと(俺個人は)思っていたわけなんですけど、いざ作業を始めてみたらそっちに動いていたのは俺一人で、相原君も編集部も、しぶしぶそれに合わせている、という感じがずっと続いていました。

竹熊健太郎の言うこの「メディアミックス」という言葉には旧来のメディアミックス(漫画からOVA化、グッズ展開など)ではなく、大それた予算もたくさんのスタッフもいらない、今の環境(ネット、ブログ、ウェブアニメ)があればなんとか出来る!という悪い意味でのアマチュアリズムが根底にあったのだろう。それはコメント欄の

蛙男さんの成功とかニコニコブームとか横目で見ててこうなっちゃったのかな。

という意見に集約されると思う。
あと公式のサルまんブログは放置状態なのに、なんで自分のブログは最低3日に1回は更新するっての律儀に守っているのか理解に苦しむ。それどころじゃないだろうと。
saruman.jpg
相原コージの言うように旧サルまんのフォーマットのままで読み切り形式で続けても良かったと思う。新しいモノじゃなければ意味がないなんてことはない。サルまんはあの絵がそのまま引き継がれているのと同様に、あのフォーマットをそのまま引き継いで行っても良かったと思う。俺はあのフォーマットのまんまで今の漫画をぶった切ってくれるのを楽しみにしていたんでつくづく連載中止は残念でならない。
(参考)渡辺電機(株)さんを忘れましょう。-狂気

あそこで実験としてやってる事って、普通に「アキバ系」のくくりで商売として行われてる愚行の数々をバカバカしさで上回っているとは、とても思えないのだが。

この視点を忘れていた。確かにあのグッズ案として出ていた「おっぱいふりかけ」なんて今のアキバ系市場全体から見るとそれほど突出したバカバカしさは無い。

月刊 IKKI (イッキ) 2008年 07月号 [雑誌]
発売日:2008-05-24
著者:
出版社:小学館
定価:¥ 550(税込)
在庫:通常24時間以内に発送
中古:~
サルまん 21世紀愛蔵版 上巻 (BIG SPIRITS COMICS)
発売日:2006-08-28
著者:相原 コージ 竹熊 健太郎
出版社:小学館
定価:¥ 1,680(税込)
在庫:通常24時間以内に発送
中古:¥ 1,227~
サルまん 21世紀愛蔵版 下巻 (BIG SPIRITS COMICS)
発売日:2006-08-28
著者:相原 コージ 竹熊 健太郎
出版社:小学館
定価:¥ 1,680(税込)
在庫:通常24時間以内に発送
中古:¥ 1,230~

少女漫画家の上田トシコさん死去、「フイチンさん」など連載

http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20080417-OYT1T00370.htm

「フイチンさん」など戦後少女漫画の草創期から活躍してきた漫画家、上田トシコ(うえだ・としこ、本名・俊子)さんが3月7日、心臓まひで亡くなっていたことが分かった。90歳だった。

たまの更新が訃報ばかりでアレですが・・・。
数年前に一度だけフイチンさん上映会で上田トシコさんのお姿を拝見したことがあり、足腰は弱そうでしたがハキハキご挨拶されていたのを覚えてます。上映会の客層は自分よりずっと年輩の人ばかりだったのが印象的。

フイチンさん
発売日:2006-05-31
発売元:グッドシップス
収録時間:60(分)
定価:¥ 2,800(税込)
在庫:通常1~2週間以内に発送
中古:~

フイチンさんのコミック、というか漫画本となると、今現在ほとんど入手不可なんですね。自分もあにまる堂で買った自費出版同人誌を持ってる程度です。
【復刊ドットコム】フイチンさん全三巻

榎本俊二サイン会

http://www.e-1day.jp/morning/news/mu_sign.html
実は漫画家のサイン会って今まで一度も行った事なかったんですよね。なんかこう、好きなのは作品であって、いざ漫画家と対面しても話す事がないような気がして。しかし、こと榎本俊二とあれば話は別。小心者の杖日記にて榎本俊二のサイン会がある事を知り、フォレストで「ムーたち(2)」を買ったらまだ整理券があったので行ってきました。
開始15分前に紀伊国屋フォレストに着くと階段付近に既に20人ほどの列が出来てました。100枚配布したという割りには少ない人数。開始が14時、終了予定が15時だったんですが、整理券には番号は振られておらずただこの時間の間に来ればいいという、整理番号至上主義なアイドル系イベントばかり行っているとちょっと戸惑いますが、どうやら漫画家のサイン会はこんなものみたいですね。
一旦外に出て自販機でお茶を買っているとそこを宗像夫妻が通りかかったので一緒に並ぶ事に。とりあえず我々喋りっぱなしでうるさかったですね(;´Д`)他のファンの人は1人、ないし2人くらいで来てたみたいでみんな静かに待っていたのですが。自重。
漫画家のサイン会の進行をまるで知らなかったのですが、前の人を見ているとどうやら好きなキャラを描いてもらえるらしい。わー(;´Д`)全然考えてなかったわー前日に全榎本作品読み返してくるべきだったー。フッと思いついたのは、ほら榎本キャラって死ぬとスクリーントーン貼られるじゃない。あれ。榎本作品のキャラは何やっても大抵死なないけど、トーン貼られたらおしまいなんだ。俺の中では死を象徴的に表現している画期的な方法として評価している。
後で聞いたらいくさんも同じ事考えてたって言ってたのでホントにヲタ思考が似てきたな(;´Д`)厄介だ
sign_enomoto.jpg
結局俺の中での全ての始まりはゴールデンラッキーのインベーダーだったのでインベーダー描いてもらった。やっぱニヤリですよ。ヘタくんも捨てがたかったんだが。
しかしサラサラ描くなぁ、漫画家なんだから当たり前なんだけど、昔のキャラでも何の迷いもなく描けるのってすごいな。俺も昔同人誌でゴッキーネタの麻雀パロディ漫画描いてたんだけどあの丸いキャラって描きづらいんだよね(;´Д`)まあ新宿の前に大阪でもサイン会やってたからそれで慣れてたのかも知れないが。
漫画家相手にどうガッついていいか分からなかったので並んでる間中何喋ろうか悩んでたんだけど、結局えの素のヒップホップさながらに韻を踏んだネームの話とか、一転してムーたちでは一切のリズムを排した平坦さが凄いとかって話をした。
整理券には名前とメッセージが書けるのですが、サイン会終了後回収されてしまって手元には残りませんでした。ああ(;´Д`)渡す前に撮影しておけば良かったな・・・紙の形が平行四辺形だったのです。

ムーたち 2 (2) (モーニングKC)
発売日:2007-10-23
著者:榎本 俊二
出版社:講談社
定価:¥ 620(税込)
在庫:通常24時間以内に発送
中古:~
ムーたち 1 (1)
発売日:2006-12-22
著者:榎本 俊二
出版社:講談社
定価:¥ 620(税込)
在庫:通常3~5週間以内に発送
中古:¥ 158~

twitterでMetaphoneさんが同じ会場に来てるって書いてたのでなんとか探し出してご対面。並んでいる場所が階段だった上に人が通る通路でもあったので簡単な会話だけでおいとましてしまいましたが、またどこかでお会いする機会があったらよろしくお願いいたします。

げんしけん2 第4話「デキテンデスカ?」

原作者木尾士目による脚本の第4話「デキテンデスカ?」。田中と大野さんが付き合う事になるエピソードの原作者自身によるリファインということで興味深く見た。ここでは原作と違って「積極的に田中に迫る大野さん」の図がハッキリ描かれている。
アニオタフォース | いま再びげんしけんを読む

でもね、俺は大野さんには「田中に一方的に惚れられる役」であって欲しかったなぁ。腐女子で現実の男にも高い理想を抱いているんだけど帰国子女ならではのガードの緩さ(?)で初めは撮影カメラマンだったり荷物持ちに過ぎなかった田中との距離が次第に近づいていく、みたいな展開を見たかった。

これが原作者によって全面的に否定された(´ー`)あーまー確かに大野さんはオヤジ好きって設定だったけどさー、でもいくら老け顔の田中がオヤジっぽいといってもやっぱ年輪を重ねての渋さがオヤジの魅力であって、年齢にしては落ち着いてる田中にオヤジ的魅力って薄いと思うんだよね。
http://d.hatena.ne.jp/aniota/20040826/p6

21p
田中のマジ怒りには「プラモデル<大野さん」が現れている。2巻のコミフェス荷物持ちからうっすら見えていた展開。
23p
田中が切れる前に先手を打って冷静に場を沈めた斑目。「お前がキレそうだったからじゃ!」にちょっといらつきも見える。
28p
単行本のおまけ漫画では大野さんのグフを直したことで「男としての下心」と明確に触れられている。

この辺の「普段温厚な田中がムキになっている」エピソードから田中の方が大野さんを明確に意識してるって考えていたんだけどねぇ。まあ大野さんも意識していたんだよとこの4話で改めて強調したかったのかも知れないけど。
あと趣味が同じだったら遊べるけど付き合えるってのはまた別の問題、とか木尾士目だったら言いそうなんだけどなぁ。アニメの方では原作に出てきていないサークルクラッシャーの話も言葉こそ無かったけどちょっと出てきたし。
そして原作では高坂が無邪気にポロッと言ってしまう「二人は付き合ってるんですか?」というセリフ。今回のアニメでは朽木くんに言わせてるんだけど、原作見てても思ったけど、ホントに朽木くん汚れ役を全部ひっかぶってて切ない(´ー`)
あと原作では咲ちゃんが言ってた「付き合ってるものとして接している」ってセリフが斑目以下男らのセリフとして差しかわっていた。これリアル男女交際に鈍感であるというオタク男のイメージを強調出来るネタなんで別に変える必要なかったと思うんだけど、木尾士目の中で何か心境の変化があったのだろうか?その割りに久我山に「どうせ俺なんか多分一生童貞だよ!」と原作にないセリフを言わせてしまう木尾士目(;´Д`)あーやっぱイタいわ
まあ、正直このげんしけん2は全体的に出来がよろしくないんだけど、この回は原作者引っ張ってきただけの甲斐はあったんじゃないかな。ネタに出来たし(´ー`)

げんしけん―THE SOCIETY FOR THE STUDY OF MODERN VISUAL CULTURE (4)
発売日:2004-06-23
著者:木尾 士目
出版社:講談社
定価:¥ 530(税込)
在庫:通常3~5週間以内に発送
中古:¥ 1~
げんしけん2 第1巻
発売日:2007-12-21
発売元:メディアファクトリー
収録時間:50(minutes)
定価:¥ 5,775(税込)
価格:¥ 4,274(税込)※26%OFF!!
げんしけん DVD-BOX 3
発売日:2005-04-22
発売元:ショウゲート
収録時間:150(minutes)
定価:¥ 14,490(税込)
価格:¥ 11,592(税込)※20%OFF!!