ドラえもん のび太の恐竜2006

シネコンで鑑賞。週末の2日目ということもあって立ち見を覚悟していたが開けてみれば観客20人くらいか、センター端に陣取って例によって好き勝手してきた。
気になった点。とにかくこれでもかとスペクタクルな水のカットが多いんだが、何故か誰も大して流されないのでエフェクトの割りには水の重さ・怖さが感じられない。あと物語中、小さな波はたくさんあるんだがそれが集まって大きな波になっていない。泣けるし笑えるんだけどどこか断片的。
こと作画に関しては文句なし。一通り修正は入っているんだろうが、かなり各アニメーターの個性を生かした修正なんだろう、空き地でのジャイアンなど修正入ってないように見えた。気分はTHE 八犬伝!
パンフレットには十分なスタッフリストが載ってないので超法規的措置で入手したデータから原画メンバーのみ抜粋してみる。

<原画>
山口明子  植村 淳  大城 勝  大杉宣弘
大谷敦子  大塚正実  加来哲郎  金子志津枝
佐々木美和 古屋勝悟  牧原亮太郎 森 久司
篠原真紀子 松井理和子 才田俊次  林 静香
関 修一  西田達三  尾鷲英俊  山下高明
浜洲英喜  鈴木大司  佐々木政勝 宮沢康紀
橋本晋治  大武正枝  沢みなと  夏目真悟
吉田 徹  和泉絹子  枡田浩史  奥野浩行
矢上孝一  川畑栄郎  鈴木 勤  山本佐和子
松本憲生  原 和孝
【夢弦館】
吉田 誠  大嶋清美  西村貴世  井上香織
【テレコム】
横堀久雄  馬場 健

プロモと本編を見比べて思ったのだが、特に作画的においしいカットは惜しげもなくプロモに使われている。逆にアレらをプロモとして公開するのは作画マニアへのアピールかと思った。いや、実際そういう意図がありそうだが。