上條淳士の「TO-Y」はニヤのパンチラで救われた


http://d.hatena.ne.jp/kanose/20070224/rockcomic

シャブ壱inDEEPより

『TO-Y』がもともと10回という前提で連載が開始されたというのには驚き。ところが、途中でニヤがパンチラをした回が非常に人気が高かったため、長期連載となったそうだ。20年以上経ってわかった恐ろしい事実!


toy.gif
これは恐ろしいな(;´Д`)ROCK COMICは未読なんだけどYokoさんの記述とかあるのかな。

あと10回の予定だったって話、そういや宝島での上條淳士対談では元々半年くらいの予定だったって書いてたのを思い出した。


サンデーで10回連載ってジャンプの打ち切りじゃないんだからあんまり考えにくい。あの頃のサンデーは強力な布陣だったからそのくらいの心構えだったということでしょうか。

あと上條氏がアニメ版についてどう思っていたのかわかって面白かった。音楽は最後まで決まらなかったそうだ。

アニメ版は音楽はうまいこと吸収していたと思いますよ・・・つか脚本が・・・カイエがあんな単純な役回りになっちゃってかわいそう(;´Д`)曲自体はいいですよ

「TO-Y」オリジナル・イメージ・アルバム
発売日:1987-10-01
レーベル:ソニーミュージックエンタテインメント
アーティスト:PSY・S GONTITI AMOR 楠瀬誠志郎 BARBEE・BOYS THE・STREET・SLIDERS 鈴木賢司 ZELDA くじら
定価:¥ 3,066(税込)
在庫:
中古:¥ 3,697〜

また、CDのライナーより松浦雅也によるCDの解説文。

TO-Yの音楽について/松浦雅也
上條君は黙っていた。ただひたすらに黙っていた。まわりのスタッフ達は高まる緊張を押さえられないのか、やたらと饒舌になっていた。長い長い、結局「よろしく」といった内容の会話のあと、上條君は最後にひとこと「信頼しているから、すべてをまかせる。」と、僕に大きなプレッシャーを置いて帰ってしまった。色々、話を進めるうちにやるべきことは劇伴(いわゆるBGM)づくりではないと感じた。僕の作業の目的はいかにこの作品が1987年という時代の風景を鋭く切りとるかということに向いていた。極論すれば、この時代に生きている音楽はどんなものでもTO-Yという素材のどこかに重なる部分があるからだ。そんな時代性や日常を何となく感じとってもらえれば僕はうれしい。

音楽が最後まで決まらなかったというエピソード。

上條淳士にはこのCMのことも聞いて欲しい!

もう1個別のverもあったんだけどそっちは持ってない。

ROCK COMIC―ロック・コミック
発売日:2006-12
著者:島田 一志
出版社:STUDIO CELLO
定価:¥ 1,470(税込)
在庫:通常3〜5週間以内に発送
中古:¥ 1,000〜

上條淳士の「TO-Y」はニヤのパンチラで救われた” に5件のコメントがあります

  1. ROCK COMICにはYokoさんの記述も少しあります。あとシャープのCMも音録り見に行ったら、後藤次利さんがチョッパーでベースを弾いていてとか触れています。

  2. パンチラ画像は書籍に掲載されてなかったので見られてよかった!(笑)
    インタビューを読むとわかりますが、編集部側としては上條氏に次も原作ものをやってもらう予定だったので、10回という話になっていたそうで。
    YOKO氏の話はほんのちょびっとです。でも上條ファンなら必読インタビューですね、これは。

  3. >一作目は原作付きで本当にやりたいことがやれなかった
    ワロタw
    雁屋哲にも聞いてみたいwww
    少年サンデーのなんかの記念の特集で、師弟コンビの「弟」が描く一コママンガの連作があった。
    カラーページで載ってて保存しておかなかったのを今でも悔やんでるんだけど、河合克敏が上条のことを描いてるの。
    上条は病弱キャラでコホコホセキをしながら河合に汗臭くない描線の秘密を教える。
    「墨汁に活性炭を入れて描くんだ」
    とかそんなん。
    あれは笑った。

  4. >加野瀬さん
    編集部に絵だけの作家と判断されてたんですかねぇ。遅かれ早かれ寡作にはなっていったんだろうけど。
    ま、今になってまとまったインタビューが読めるというのは貴重ですね。
    >aさん
    多分雁屋哲は好き勝手されたと思ってるでしょうねぇ、すごく。
    久々にOVAを見返したけど時代の空気を無理矢理入れようとしてやっぱ痛い(;´Д`)

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