http://www.ntv.co.jp/ghibli/web-as/05_column/animesama08.html
またよりによってイベントの前にこんな濃いコラムが・・・。
「新・鉄人」は再放送で見ました。当時コミケで買った五月はじめさんの「新・鉄人」の作画研究同人誌を読んで、「新・鉄人」をリアルタイムで見てなかった事を血の涙を流しながら心の底から悔やんだものだ。それから程なくして千葉テレビで再放送されたので失血せずに済みました。
なんと言っても、山下作画が素晴らしい。軍事基地で暴れまくるオックスやX団の戦車を描いてるのだが、実に強烈。奇天烈かつダイナミックなアクション、炸裂するパワー。オックスも作画も猛り狂っている。金田系作画のひとつの頂点であるのは間違いない。本放送で観た時に、僕は相当興奮した。今の若いアニメファンだって、このシーンを観たらきっと興奮するに違いない。
そう、ここが気になるところなんだ。当時それほどコアでなかったライトなアニメファンの自分が金田系作画を切っ掛けにアニオタ界に引きずり込まれ、結果として今こういう変な大人になってしまっている訳だが、果たして今の若い「ライトな」アニメファンが金田系作画をどう見るのかちょっと興味がある。若くて濃いアニメファン(アニオタ)は貪欲過ぎるのであまり参考にならない(笑)
「凄い」という事を事前に知っていて見るのと、知らずに見るのとではやはり後者の方が興奮度が高いだろうな。だから本放送で見る、というのは重要なんだな。あ、また血の涙が・・・。