『20世紀少年』は駄作?“天才”浦沢直樹はホントに面白いか


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浦沢直樹はMASTERキートンでドカンと人気作家に登り詰めた(YAWARA!もあるけど)んだけど、あれも面白かったのは前作のパイナップルアーミーがあったからなんだよな。結局MASTERキートンは焼き直しに過ぎない。描く絵柄は魅力あるけど原作あった方が面白い作家だった。はっきり言えばストーリーはそんなに面白くなかった。
なので伏線張りまくって風呂敷広げまくったMONSTERも中盤くらいからずっと疑心暗鬼だった。意味ありげな表情をする登場人物のコマなど、浦沢直樹の黄金パターンが出来ちゃってて退屈だった。色々賞受賞して手塚治虫並みに賞賛されてたけど個人的にはそこまでのマンガは描いてないよなぁ、とずっと思ってたよ。

パイナップルARMY (Operation 1) (小学館文庫)
発売日:1995-11
著者:工藤 かずや 浦沢 直樹
出版社:小学館
定価:¥ 610(税込)
在庫:通常24時間以内に発送
中古:¥ 1~
パイナップルARMY (Operation 2) (小学館文庫)
発売日:1995-11
著者:工藤 かずや 浦沢 直樹
出版社:小学館
定価:¥ 610(税込)
在庫:通常24時間以内に発送
中古:¥ 1~
パイナップルARMY (Operation 3) (小学館文庫)
発売日:1996-01
著者:工藤 かずや 浦沢 直樹
出版社:小学館
定価:¥ 610(税込)
在庫:通常24時間以内に発送
中古:¥ 1~
パイナップルARMY (Operation 4) (小学館文庫)
発売日:1996-01
著者:工藤 かずや 浦沢 直樹
出版社:小学館
定価:¥ 610(税込)
在庫:通常24時間以内に発送
中古:¥ 0~
パイナップルARMY (Operation 5) (小学館文庫)
発売日:1996-03
著者:工藤 かずや 浦沢 直樹
出版社:小学館
定価:¥ 610(税込)
在庫:通常3~5週間以内に発送
中古:¥ 1~
パイナップルARMY (Operation 6) (小学館文庫)
発売日:1996-03
著者:工藤 かずや 浦沢 直樹
出版社:小学館
定価:¥ 610(税込)
在庫:通常3~5週間以内に発送
中古:¥ 1~

パイナップルARMYの最初の頃とか浦沢直樹は正面顔が下手で下手でしょうがなかったんだけどそれはそれで絵柄に味があって嫌いじゃなかった。でもパイナップルアーミー後期のジャネットの顔はYAWARAみたいな優しい顔になってしまって嫌い。そんなキャラじゃないじゃん。鼻のでかい主人公:ジェド豪士がジロンアモスみたいで気になってた。これは後のMASTERキートンにも引き継がれる。自分の中ではMASTERキートンってパイナップルARMYの焼き直しにしか見えなかったというのは上でも述べた。
パイナップルARMYは元傭兵で民間軍事援助組織CMAの格闘インストラクター、ジェド豪士を主人公に、基本的に1~数話完結の短いエピソードから成っている。昔の仲間である個性溢れる傭兵たちのエピソードの積み重ねが最終巻「黒の手紙結社」編に向かっていく構成は見事。最終話が第1話に繋がる構成もにくい。
ちなみにオリジナルのコミックスは全8巻なのだが、6巻だけ持ってはいるがまだ読んでない。読んでしまうと全て読破してしまうので読めなくなってしまったのだ。

『20世紀少年』は駄作?“天才”浦沢直樹はホントに面白いか” に5件のコメントがあります

  1. 一応マンガ読みとして押さえてはいるけど根本的に絵柄が嫌いw
    プルートゥは意図的に無機質な感じにしようとしてるのか、なぜか嫌悪感ないんだけど。
    MONSTERにしろ20&21世紀にしろ伏線張りまくって矛盾っつのは気づくと萎えますねぇ。
    ここ10年くらいはネットのせいで自力では気づかなかった矛盾にも気づかされるしw
    話は変わるけど、YAWARA!とかシティハンターとかダーティペアの再放送って何で音悪いんでしょうかね?
    当時はそんなでもなかった気がするんだけど。
    そう感じるのはほとんど日テレよみうり制作のアニメだったり。
    おそらくフィルムに光学録音されてるんだと思うんだけど、再生機器がショボいのしかなくなったんだろうか?
    もしくはよみうりテレビが再放送するときだけ音が悪いのかな?

  2.  個人的にはこの人が絵を描いた「NHK まんがで読む古典」の「源氏物語」の回をまた見たいのな(;´ー`)y-~~

  3. この「6巻だけ持ってはいるがまだ読んでない。読んでしまうと全て読破してしまうので読めなくなってしまったのだ」という感覚がよく分かりません。
    読もうが読むまいが作品は終っているわけで、読破することによって、どういった心境になるのでしょうか。
    しかし、周囲にも同様のことを言う人がいるので、読書好きにはよくあることなのかもしれませんね。

  4. 「まだ彼の中では戦争は終わってないんだよ!」
    いやまぁ、書いてあるとおりです。漫画は完結しているけどもそれは漫画家や出版社側の話で、未読ならば受け手側の自分の中では完結してないのです。読んでしまったら完結してしまっている以上もう新しい話が読めない。まあそれだけ面白かったということです。
    古本でバラバラに集めて6巻が一番最後に入手できた巻だったのでこうなりました。もう10年以上経ちますがもうちょっとだけ寝かしてみようと思います。

  5. 20世紀少年は伏線張りまくると云うか、メロドラマみたいに全体の構成よりイベントを繋げて読者の興味を繋ぎとめているように感じます。で、時の経過と共に矛盾が累積してくる感じです。
    特に準主役でストーリー全体に影響するカンナの母親であり、”聖母”でもある、ある意味主役のケンヂ以上に重要な役柄のキリコに関して何も描かれていない点が気に掛かって、自分で”キリコとフクベエの出遭い、2人の愛の交歓、留学、ウィルス研究・ワクチン開発、カンナの誕生(出生に秘密あり)、破局・逃亡”までを書いて1人で読んで精神的自慰行為をしています。短編小説の長さになってしまいました。
    問題なのは時間的に矛盾が大きすぎた事で、特に中年になるまで酒屋の店番をしていた高卒のキリコが医師免許や高度な微生物学を習得するのが時間的にもキャリア的にも無理があることです。ですから本編との矛盾を無視して年代記と内容を大分変えてしまいましたが、全体のストーリーとしては筋が通ったと思います。他にもフクベエとキリコの関係って気になりますよねぇ。ヤマネも重要な役割になり、フクベエ狙撃の理由も変わってしまいました。失踪中にキリコがケンヂと逢っていたりと・・・そんな訳で私の作品では調子に乗って、米国で産み落とされた”種違いのカンナの妹(父親はダーレダ)”や”カンナの子供(父親は蝶野じゃない)”までできてしまって、日本と米国を舞台にする、近未来超能力ヒーロー物へ繋ぎそうになってます。(汗・笑)

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