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東京都現代美術館で行われている「スタジオジブリ・レイアウト展」に行ってきました。
8月31日と言うこともあってか、宿題で忙しいお子様方の姿は皆無(いや、そもそも線画のレイアウトを延々見せられるなんて子どもには退屈なので来ないと思う)、カップルが全入場者の8割以上を占める中に一握りのオタが混じっているという有様。
このレイアウト展は日時指定の予約制なので事前にローソンでチケットを購入する必要がある。知り合いに14時の回のチケット購入を頼んでいたので、ちょっと早めの13時半くらいに会場に着くと既に14時の部の入場が可能になってた。なんだ時間前に入れるんだ、入れ替え制じゃないのね。この時点では人もまばらでがら空きだったのだが、連れが来るまで奥の物販コーナーで時間潰していたら入場制限されていていつの間にか結構な行列になっていた。
結局連れは20分遅刻してきたので行列待ちも含めて14時40分頃入場、しかし入ったそばからいきなり大渋滞。なかなか人の流れが進まない。基本的に古い作品から新しい作品へと時代を追ってのジブリ作品レイアウトのみの展示。と言ってもレイアウト用紙のサイズなんてたかがしれてるので近くに寄って見ようとする人で混んじゃうんだな。同じく現代美術館で行われた「日本漫画映画の全貌」では撮影台とかも展示されてたんだけど、そういう大物展示も見たかったな。
作画用語すっかり忘れてるなぁ。連れに聞かれて即答出来なかった。悔しい。レイアウト用紙に指示として書いてあるBOOK、T.U、T.B、組み、ハイコン、フォロー、Wラシ、マルチ、密着マルチ、付けPAN辺りの用語の意味は事前に把握しておくとよりレイアウトが楽しめる。
それにしても各作品の展示数の偏りが大きすぎる。壁の上の方まで大量にある千尋と比べてギブリーズなんて1枚ポッキリしかないし。まあ残存している資料の関係なんだろうけど。個人的に面白かったのは火垂るの墓とか山田くんとかぽんぽこなどの高畑作品。炎のカットは全部燃やされてる節子に見えてしまう(;´Д`)
千尋はかなりの枚数集められているので各アニメーターの味が出まくった色んな千尋が楽しめます。特に大平晋也によるレイアウトは一見の価値あり。まあ半分くらいは壁の上に方にあってよく見えないので図録(2900円)を買って堪能しよう。図録は大きく分厚く重く、そして大雑把すぎ・・・てはいないんだけど、この後まだ出掛ける用があったので荷物になるからこの日は買わなかった。中に入らなくても美術館内で買えるので今度図録だけ買いに行こう。ポニョの半魚人形態のぬいぐるみが非常にかわいかったけど2100円は高すぎだなぁ。
なんだかんだで出口に着いたのは17時半。全部見るのに3時間掛かったよ。疲れました。