好きな漫画家が山下ユタカ、中村慶吾、ロクニシコージなaniotaです。こんばんわ。全員寡作なのでなかなか作品が読めず不幸です。
中村慶吾=高柳ヒデツ=膝枕カカトなんだけど、正直デビュー作である中村慶吾時代の「遙かなるリング」以降、短編か読み切りばかりでなかなかまともな評価を受けられないんですよね。
たまたま中村慶吾検索してたら、2005年にレッスルエンジェスルサバイバーのプロレス技の原画・監修をやってたんだね。PS2持ってないから知らなかった。つか資料として所持していたいソフトはいくつかあるからそろそろPS3でも買おうかな。
http://www.success-corp.co.jp/software/ps2/wa/was/was_zakki0604.html
うっはー、これこれ。この安定感あるレスラーの下半身を描けるのは中村慶吾ならではです。案の定一般の人からの評判は悪かったみたいですが。
http://d.hatena.ne.jp/KOSHINIKI/20081109/1226181309
新技のCGの人は顔を中村氏に似せて、前回評判が悪かった体型だけいじったという努力は感じられたけど。
わはは。まあ無理はない。中村慶吾「遙かなるリング」は既に15年前の女子プロレス漫画だけども、巻を増すごとに主人公どんどんバンプアップしていくもんな。当時女子プロレスが大いに盛り上がった時期でもあり、その時の空気感がよく表されていて考え得る限りの素材をふんだんに詰め込んだ傑作。ヒールとベビーフェイス、派閥抗争、入門同期、先輩のしごき、10円玉積んだ電話機、男関係、前座、メキシコ凱旋、強い外人レスラーetc。
蛇足だが、志村貴子の女子プロレス物、ラヴ・バズも女子プロの空気がよく出ている。最後尻つぼみな感じだけども結構好きです。