メディア芸術データベース、正式公開へ

https://mediaarts-db.artmuseums.go.jp/

国立アートリサーチセンターは、従前からの計画を継続し、複雑なデータ構造をわかりやすく検索・表示するための機能向上とユーザーインターフェイス改善に取り組み、このたび本データベースを正式に公開する運びとなりました。また、多様な情報の利活用をサポートするために、データ連携の基盤であるSPARQLクエリサービスの拡張も実現しました。

下の、体育王国内アニメ「ゴールドマッスル」スタッフリストでも触れたように文化庁から独立行政法人国立美術館国立アートリサーチセンターに管理が移管されたメディア芸術データベースが2024年1月31日に正式公開となりました。個人的には「ゴールドマッスル」が登録されているのでこのデータベースは信用できる!と思いました。

引き続き多くの方々が情報収集や調査研究のために本データベースをご活用いただき、また本データベースを通じメディア芸術作品に親しんでいただければ幸いです。

大宅文庫の「アニメ雑誌1500冊大公開」2024年2月11日、12日開催

https://www.oya-bunko.or.jp/tabid/999/Default.aspx#anime
なんと、創刊号から最新号まで、手にとって閲覧可能とのこと。複写サービスもあり。

大宅文庫が展開する「がんばれ雑誌」展シリーズの第3弾。収蔵誌の中から「アニメージュ」(徳間書店)、「Newtype」(KADOKAWA)を中心にアニメ雑誌 計1500冊を一挙展示し、すべて読み放題です。『風の谷のナウシカ』映画公開40周年合わせた展示もあります。

入館料 : 500円(65歳以上半額)(小学生は無料)
展示・閲覧場所 : 2階閲覧室
展示時間 : 11:00~16:00
複写サービス : 出展雑誌のみ可能

安田成美のデビュー曲「風の谷のナウシカ」がリメイクされて配信決定!

https://natalie.mu/comic/news/558498
松本隆と細野晴臣が手掛けた安田成美さんのデビュー曲「風の谷のナウシカ」と4thシングル「銀色のハーモニカ」の2曲が細野晴臣の手によって新たにリメイクされた”2024ver.”として2024年1月31日に配信されることが決定した。

細野「安田成美さんから「風の谷のナウシカ」に再挑戦したい、というリクエストを頂いたのは2023年の夏だった。あのシングルが発売されたのが1984年なので、今年が丁度40周年だということが、安田成美さんを突き動かしたのだと思う。」


ブルータスの松本隆と細野晴臣の対談でも当時の安田成美の話が出てきます。
https://brutus.jp/takashimatsumoto_haruomihosono/?heading=4

細野

そうだったか(笑)。松本と一緒にやったポップスでは、松田聖子の一連の曲もいいけれど、やっぱり「風の谷のナウシカ」が印象深いかな、いろんな意味で。

松本

あの曲は評判いい。安田成美は歌が苦手で最初の歌入れのとき、ものすごく緊張して全然歌えなくてさ。とにかくリラックスさせようと思って、「いちばんラクな姿勢で歌ってみて」って言ったら、広いスタジオの真ん中でポツンとあぐらをかいた(笑)。

細野

ナウシカみたいに(笑)。僕は初々しくていいと思ったよ。ヘタだなんて全然思わなかった。

また、度々話題になる安田成美の「風の谷のナウシカ」が公開当時劇場で流れた云々は、途中で差し替えたんならともかく公開時に2種類のEDを用意するのは考えられないので個人的には”ありえない”と思っています。自分も含めて大昔の記憶は頼りにならんのよ・・・。

当時の安田成美はナウシカイメージガールとしてデビューしており、徳間側としてはこの安田成美の歌を本編のエンディングに使いたかったけど高畑勲プロデューサーに拒否されて採用されなかった、というのが現在の有力な定説になっています。


<情報元>
安田成美が歌う『風の谷のナウシカ』は劇中EDや劇場で流れていた?論争が始まる→劇中利用を阻止した高畑勲Pの逸話があり
より

その後の「天空の城ラピュタ」では小幡洋子による”イメージソング”が味の素の清涼飲料水「ラピュタ」のCMとして流された。これは最初からCMで流されていたため”劇中で使われた”と誤解されることは無かったのだろう。

おまけ。


<配信サイト>
https://lnk.to/Nausicaa2024