http://www.taito.co.jp/csm/raystorm_hd/
当初2009年の秋リリースの予定が、タイトーのイヤな噂(※10月の大リストラ)と共にあれよあれよと遅れだし、これはもう本気で出ないんじゃないかと思っていたよ。
XBLAは5/5、PSNは5/6配信開始。さて、PS3買ってくるわ。
投稿者: aniota
「マイマイ新子と千年の魔法」DVD発売決定!
http://twitter.com/maimai_shinko/status/12697141871
DVD発売が決定しましたー!!!
Ustreamによるリアルタイム配信で「マイマイ新子と千年の魔法」のDVDパッケージ化が発表された。
落とし所としては理想的ですね!作品を愛したファンの力によって、当初難しいと言われていたDVD化が為されました。それも草の根と言えるほどの各個人の活動がベースだったのが特徴的です。決して派手ではないが片淵作品は2年に1回くらいは見返したくなる魅力(笑)があります。もちろんDVDを購入するのが(会社的には)一番いいんですが、長く細く作品の魅力を伝えるにはDVDレンタルされるといいですね。
(関連)BShiにてマイマイ新子特集の放送あり
http://www.nhk.or.jp/magnet/program.html#003
出演者:涼元悠一(作家・ゲームシナリオライター)
喜屋武ちあき(アイドル)、福田淳(読売新聞記者)ほか
放送日時: 2010年 4月18日(日)23:50~(BS2)
4月23日(金)24:20~(BShi)
4月28日(水)17:00~(BShi)
<SZLさん情報ありがとうございます>
「ユンカース・カム・ヒア」はマイマイ新子が好きな人には是非見てもらいたいアニメ。これも草の根的な活動によってDVD発売にこぎつけた作品の一つです。
翌桧曾 presents「FRONTLINE」にVJとして参加します!
http://www.enjoytokyo.jp/OD004Detail.html?EVENT_ID=329008
1部2部合わせて12時間あるロングイベントなんですが、俺は深夜帯の2部のみ参加です。去年やったReal Connect Wired Visionと出演者が一部被ってますが、テクノ色が薄れアニメとパンクが2大テーマになっているみたい(俺感想)。アンチノックなんて完全なパンク箱だし。俺は2部のスタートから担当します。
個人的にはDJ撲殺先輩こと、おたっきぃ佐々木氏との競演が楽しみです!
2010/4/17(Sat)
@新宿ANTIKNOCK
翌桧會 Presents「FRONTLINE」
第1部 open 17:00 start 17:00
第2部 open 22:30 start 22:30
第1部:前2000yen / 当2500yen +1drink
第2部:前2500yen / 当3000yen +1drink
通し券:4000yen +1drink
(e+予約 http://eplus.jp/sys/T1U21P0421600770)
*第1部の券のみ持っていた方がそのまま第2部も観たくなった場合、
御自身の持っている券と通し券との差額を払って頂ければ入場できます。
(例:第1部当日券所持の方 4000 – 2500 = 1500円の支払い)
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第1部出演
BAND:
DIGRAPHIA
アニパンク
DORAID(from MPDS)
C.F.D.L(from 名古屋)
EXITHIPPIES(from 東北)
DJ:
jo2(from EXITHIPPIES)
junkMA
TALK SESSION:
ウエダハジメ(from 貧血エレベーター)
撲殺先輩 a.k.a. おたっきぃ佐々木(from ACID PANDA CAFE)
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第2部出演
BAND:
Vi-Vi PUNX(from WORLD)
BAMBOO(from milktub)
BITTER SWEET GENERATION
GRIND-D.C.P.S
DJ:
撲殺先輩 a.k.a. おたっきぃ佐々木(from ACID PANDA CAFE)
坂本技師長(from ota96)
ニッチ a.k.a. Mihara a.k.a rnts
VJ:
TDK ROTTERDAM
radical a.k.a aniota(from アニオタフォース)
TALK SESSION:
ウエダハジメ(from 貧血エレベーター)
松竜(from ASTRO CREEP)
BAMBOO(from milktub)
ひくら&社長(from IOSYS)
アニソンバカ一代
たまたま呼ばれた飲みの席で著者のキムラケイサクさんからご献本いただきました!ありがとうございます!
1日1曲として1年365日分の、例えばキャラクターや声優、スタッフの誕生日であるとか、没日であるとかにちなんだアニソン紹介になっているのがミソ。年代別アニソン紹介と違って世代差を感じることなく満遍なくアニソンが網羅出来るのは特筆すべき点。無駄にウンチクが充実しており読み物としてもかなり楽しめる。あとJAM projectが1曲しか紹介されてない事も触れておくか。古いオタクですいません!
アニソン紹介以外には小林亜星、串田アキラ、山本正之インタビューが掲載。オタクであれば誰しも一度はアニメのOP・EDを編集した経験があるだろう。70年代後期のアニメOP・EDを編集していると気づくのがこの時代の小林亜星のいい仕事っぷり。いい曲だなと思うと大体エンディングテロップに小林亜星の名前が出てくるのを見て一人納得していた。
なんで世のコスプレイヤーは花の子ルンルンのコスプレをしないのか。おかしいだろ!EDでは珍しく亜星自身がヴォーカルを取る。とにかくこの時代のアニソンと言えば亜星で、キャラは荒木&姫野だったのだ。
「ソニックX」これは本書では取り上げられてないけど、70年代が亜星なら、ゼロ年代にもっとも活躍したアニソン作家と言えば渡部チェル。SONIC DRIVEはJAMではない影山ヒロノブ(と高取ヒデアキ)と組んだソニックらしい疾走感溢れる名曲。
「キン肉マンⅡ世」歌詞自体もいいが、詩を曲に乗せるのがバツグンに上手い。
「化物語」2010年現在だと間違いなく神前暁だろう。
ついでに、本書の中から個人的に好きなアニソンをいくつか紹介。
「炎のアルペンローゼ」キャラデザ:高田明美、作曲:久石譲、オープニング作画:湖川友謙という奇跡的な逸品。撮影と緑のテロップが見にくいのが残念だ。
「スーパードール☆リカちゃん」Rookyの「ねっ」は名曲!アイドル現場では今でも全然使えます!
「小さなスーパーマン ガンバロン」レッドバロン、マッハバロンに続く第3作がこのガンバロン。というと必ずセットでジーグ、ガキーン、バラタックのマグネロボシリーズを思い出してしまう。3番目が他の2つと毛色が違う所とか。後に藤崎詩織で一世を風靡する金月真美さんも出てきます。
「ウルトラマン80」今年30周年ということでDVD-BOX化が決定!円谷プロ毎年恒例のエイプリルフール企画「円谷ったー」が面白すぎた。第3期までのウルトラシリーズの中ではこれも毛色の違うOP。
「破邪大星ダンガイオー」第4世代オタクにこれが70年代ロボットアニメのオマージュ作品だと言って通じなかったのがショックだった!第2世代オタク的にはガンダムの登場で途切れた70年代ロボットアニメの系譜の復権だったんだが、第4世代オタク的にはスパロボって括りで全部一緒らしい・・・。
この流れの直系はGダンガイオーじゃなくてゴーダンナーだと思う。
水木一郎がたじたじなほど声量溢れる堀江美都子の女性上位時代。当時、堀江美都子がロボット物を歌うのもかなり久しぶりだったんです。これを聞く度に宇宙円盤大戦争のささきいさお「もえる愛の星」と、グレンダイザーの堀江美都子「ちいさな愛の歌」をごっちゃまぜにしたMADを思い出す。データ無いから貼れないけど。
そして、アニソンと言えば忘れてはいけない子門真人。70年代後半から90年代前半まで活躍していたが、既に引退を宣言しており表の場に出てくることはない。TV局でも「あの人は今」的な番組で何度も引っ張り出そうと試みるも未だ実現していない。師匠のすぎやまこういち経由で頼むしかないんじゃないかというくらい。子門と言えばライダーとかガッチャマンとか有名どころがあるんだが、マイナーな作品をいくつか紹介したい。
「魔獣戦士ルナ・ヴァルガー」
このCD探すの結構大変だったんだよねぇ・・・レアコレクションには入ってたけど。と思ったら、先月発売された「子門真人ベストコレクション」にも収録されていた模様。作曲が川井憲次なので最後のルナヴァルガーがパトレイバーにも空耳してしまうので困る。
メガCD用ゲーム「Aランクサンダーの歌」とアーケードゲーム「闘え!ダダンダーン」。この時既に半引退していた子門真人に熱烈なラブコールを送り、再びマイクの前に立ってもらったという。これらを残して子門真人は完全に音楽業界から引退してしまう。希砂未竜とか言う人はいません!
キムラケイサクさんは「ファミレス戦士プリン」の監督さんでもあります。(※18禁、なのかな?)
Blu-ray版「風の谷のナウシカ」7/14リリース
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20100325_356313.html
ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパンは、アニメ「風の谷のナウシカ」Blu-ray版の発売日と価格を発表した。発売日は7月14日、価格は7,140円。なお、映像特典や封入特典、音声仕様などの詳細は後日明らかにされる予定。
本編BDのみ収録で、片面2層ディスクに約116分の本編を収録。フォーマットはMPEG-4 AVCを採用。ケースは特殊パッケージ仕様になるという。
7/14で7,140円て、数字合わせてきましたね。ないし?か?
鈴木敏夫の宮さん話が泣かせます。
話し合いの結果、この映像を基本としながら、少しだけ手直しすることになった。宮さんの注文は一つだった。必要な箇所に緑を少し増やして欲しい
まさか画面全体が緑がかるとはこの時は思いもしなかった・・・。なんてな。
Amazonまだ来てないなー。jbookは来てる。
http://www.jbook.co.jp/p/p.aspx/3947512/s/~jpe055
非実在関係
なんというか、「あまりにトンデモなので通らないだろう」以前に、あまりにトンデモ過ぎて正常な思考が働かない。何が正しくて何が間違っているのか、あっちが正しくてこっちが間違っているのか、そんなことを考えているとどこからかギルの笛の音が聞こえてきて気が狂いそうだ。
俺のスタンスとして、奇異なモノがまかり間違って目立ってしまったならば叩かれるのは当然の事なので、規制されたならされたでしょうがねぇかとは思う。そしてそれが犯罪であると言われても多分俺の生活はそれほど今と変わらない。ただ、これほど多大な影響を持つ規制をロクに議論もせずにロクでも無い奴らに一方的に押しつけられるのが癪に障る。それだけ。
今回、正直有効な手だてが全く見当たらない。出版業界とかアニメ業界とか天下りいねぇのかよ、こういう時の為の天下りだろうがよ。弾幕薄いよ、何やってんの!
出版社と漫画家は声を上げてるが、アニメ業界からは聞こえてこないのも気になる。個人で動ける作家と違って、アニメ業界の上にはTVや映画業界があったりと単独で声を上げづらいのかも知れないが、漫画業界がダメージ受ければ漫画・ラノベ原作頼りなアニメ業界だってただごとじゃ済まない。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1003/15/news074.html
「文化が興るときにはいろんな種類の花が咲き、地の底で根としてつながっている。根を絶つと文化が滅ぶ」(ちばさん)
ホントだよ。ちばさんいい事言った。キャプションもイカしてる。
「死ぬ前にひと言言っておかないと危ない」と冗談めかして語るちばさん
ただ、「根」が「根」であるためには「根」は地の底になくてはならない。地上に出てきた根は単なる邪魔者に過ぎない。ただ、今回は地下に潜っている根も構わず「根絶やし」になる可能性が大きいと言う。
不景気と呼ばれナチュラルに偽装や万引きやゴネ得が横行している今の社会状況じゃ、締め上げれば締め上げるほど簡単にルールは破られ、善悪の判断が麻痺し、結果としてモラルはさらに低下する。それは道徳観の崩壊である。
<追記>
漫画の性描写、都規制案 結論先送りの方向
漫画キャラクターなどの性描写を規制対象に明記する東京都の青少年健全育成条例改正案について、都議会第1党の民主党は16日、今議会中に可否の結論を出すことを見送り、改正案を継続審議にする方向で調整に入った。
とのことだが、向こうは初めっから通す気満々で強行しているので予断は許さない。規制賛成側からすれば反対側からの意見など「児童ポルノを肯定」するように捉えられてしまい、いくら「そうではなく、恣意的に適用される事が危険」と主張した所でこんな「ボッキしたら負け」的なルールでは圧倒的に不利だ。
今回の件、20年前の宮崎勤事件に端を発したオタク弾圧からすれば特にトリガーになったと思われる事件はなく(しいて言えば実写のローティーン着エロの氾濫だろうか)、時代の流れでそうなったと言う感じだ。不思議な事に具体的にやり玉に挙がる漫画すらないというのが更なる混乱を招いている。まさに非実在。まあ来るべき時が来たというか、いつしか基準が20年来変わらない同人誌よりも商業誌の方が性描写の修正少なくなってきてたでしょ。そろそろやばいんじゃないかと思わない方がおかしい。いや、誰しも分かっていたはずだ、誰も言わなかっただけで。少なくともそういう後ろめたさがあった事は認識していた方がいい。
永野護最新作「花の詩女 ゴティックメード」の主題歌
http://anime.webnt.jp/nt-news/?detail=1750
3月20日(土)に東京・新宿にて開催されるニュータイプ創刊25周年記念イベント「All Night Newtype Show!」。
このイベントで永野護最新作「花の詩女 ゴティックメード」の映像が初お披露目されるのとともに、その主題歌が発表されることとなった。その曲名は「空の皇子 花の詩女」。歌っているのは川村万梨阿さん!
「ギョエー!」とまことちゃんバリにひっくり返った!そう来るか!
色んな意味でオタク出身声優の元祖ですね。業界の裏側から入って表舞台に出てくる辺りとかやたらとオタクとして業が深すぎる。まんが画廊の常連だったってエピソードだけで勝てる気がしませんね。
発売元:角川エンタテインメント
収録時間:65(分)
定価:¥ 5,460(税込)
価格:¥ 4,217(税込)※23%OFF!!
発売元:バンダイビジュアル
収録時間:()
定価:¥ 9,975(税込)
価格:¥ 7,382(税込)※26%OFF!!
多摩美術大学工芸学科卒業制作展@青山スパイラルガーデン
青山(スパイラル)に(パワード)スーツを見に行ってきました。
http://kyoumohonkidasu.blog72.fc2.com/blog-entry-17.html
酸の雨降る中、青山スパイラルガーデンにて赤錆にまみれたパワードスーツが出現した。
リアビュー。
パワードスーツ製作過程を紹介したパンフレット?
写真だけでなくイラストレーターによるイラストも。DAICON3の女の子だ!
ランチャーを下ろしたところ。可動式になっているが重量バランスの関係で原寸通りに長く出来なかったとのこと。
一番苦労したという肩の蛇腹。確かに大変そう・・・しかも左右同じモノを作るって考えただけで面倒くさい。
製作者は多摩美術大学で金属を専攻していらっしゃる鳥居さん。このスタジオぬえ版「宇宙の戦士」パワードスーツ展示に当たって、ちゃんとスタジオぬえに許可を得たという。
いいもの見させていただいてありがとうございました!
『マイマイ新子と千年の魔法』公開宣伝会議@新宿ロフトプラスワン
ワンフェス終了後、新宿ロフトプラスワンで行われた『マイマイ新子と千年の魔法』公開宣伝会議に参加してきました。
実は自分、「マイマイ新子」普通に面白いと思うけど、そこまで突き抜けて面白いとは思ってないのよ。まあ、新宿ピカデリーとラピュタ阿佐ヶ谷と2回見に行ってるし、引っ掛かるものがあるのは確かなのでそういう点は自分も気になっている。だから今回のイベントテーマは公開宣伝会議とは言うものの、この映画を他の人がどう思って見ているのか、今のこの熱気はどういう空気なのかを感じたくて参加したというのが正直なところ。
片淵「ブラック・ラグーンとマイマイ新子の監督は別だから」
片淵「撮影監督も今日のイベント楽しみにしてたんだけど(俺が)リテーク出したから来られなくなっちゃった」
片淵監督の軽妙なブラックトークでイベントは始まった。
小黒「初めに見て思ったのは「どうやって売るんだ?」ってこと。」
自分も初見でそう思った、この映画非常に宣伝しにくいよなぁと。実際そうだったみたいで、そりゃエイベックスの人も
90分見てなんだか分からないけど感動するって映画を30秒CMにまとめろなんて無理じゃね?
ってなるわ。
そういえば個人で自分なりの「マイマイ新子」ポスターデザイン作ってた前岡さんのところ、「あとち」になっちゃいましたね。
http://red.ap.teacup.com/b2pil/166.html
自分も消える前のポスターデザインを見てますが、んーまあ、これは単純に話の行き違いっぽいのでお互いしっかりしてくれよ、と思うんですが。
片淵監督のmixi日記では、「一個人としてとても嬉しかったので監督ブログからリンクしようと思っていたが、従来のポスターを否定するようなコメントが書いてあるのを見て、監督の立場として振り返った時に申し訳ないけどこれを認めるような行動は出来ない」という旨のコメントが書かれていた。まあこれは当然だとは思います。前岡さんのデザインを否定している訳でもなく、気に入っていた上で残念ながら立場上・・・、という話なんですから。
これはファンを巻き込んでいる「マイマイ新子現象」を象徴するような「事件」だと思う。
自分の中でのマイマイ新子の魅力というのは片淵監督の「フェティシズム」の部分が大きい。
https://aniota.jp/20091223/maimaishinko/
・冒頭からフェチ全開映像。
・足、足、足、ペチコート。
・俯瞰なのに足に目が行く。
・貴伊子のゆるふわなうしろ髪。
・俺は「アリーテ姫」の時からあの監督、フェチだと思ってた!
とか。
小黒「百合として売った方がいいですよ。」
片淵「そう言われたのでtwitterの背景画に百合的ビジュアルの名残りが残ってます」
http://a1.twimg.com/profile_background_images/51936988/____0915.jpg
この辺の百合要素もフェチ的に重要である。
片淵「ストーリーの肝心なところはあえて言語化してない。キーワードを散りばめ、詩やメモで書き留めている。
文学フリマの片淵監督トークショーにて配布された「マイマイが風にさわぐ日々」という小冊子がある。
この小冊子の中でマイマイ新子のシナリオが出来るまでを監督が日記形式で綴っている。これがまさに上で言われてる片淵監督自身の言葉で書かれた「マイマイ新子」メモである。
片淵「上映期間や時間は公開2日目までの観客動員数で決まる。制作に2年くらい掛けたのに・・・。」
片淵「(物語の舞台である)山口県全体でのべ2万人、全国で3万人動員。」
システム化されているシネコンでは公開後の最初の週末の観客動員数がその映画の成績となる。成績が悪ければ上映回数の削減、より小さいスクリーンへの移動、そして最後に来るのは公開打ち切りである。マイマイ新子の場合、新宿ピカデリーでは早々に朝9時からの1回上映に切り替えられてしまった。自分が行ったのは上映存続を訴えるネットでの署名活動が話題になった後だったので満員だったのですが、それではもう遅いんですね。
片淵「ラピュタ的には(人手が足りないので)本当はレイトショーやりたくないんだけど、映写技士さんがラピュタで上映する事に賛同してくれたので今がある。ラピュタは毎日満員御礼で空席が無いから従業員も見れない。」
そして2回目はラピュタの補助席で見ました。ラピュタちょっといい話。
片淵「子ども向けアピールよりも親に重心。アンテナ広げてれば引っかかるようには作ってる」
片淵「スチレンボードに起・承・転・結と書いてその間にエピソードを入れていった」
片淵監督流マイマイ新子の作り方。以前「小さい波がさざなみの様に絶え間なく押し寄せてくる感じ」という感想を抱いたのはこういう作り方をしているからなんだなと再認識。
まあ分かるんだよね、地味なドラマを地味なお姫様を主人公で描いた(※森川聡子さんの地味なキャラデザはすごくいいです!)アリーテ姫の監督だから(※監督や作品を批判してる訳ではありません!むしろ好きです!)。細部のディティールに拘ってるのも航空研究家としての一面だろうし。
写真は当時スタジオ4℃の通販で買ったアリーテ姫人形。4℃のスタッフによる手作りだと聞いた。今でも大切にしてます。見てよ、すごいいい笑顔でしょう!?こんな手の込んだ人形をたったの3,000円で売っちゃうんだから金儲け考えてないよね・・・。
宣伝会議の名の通り、ファンの方々の色々な意見が聞かれた。なるほど、と言う意見もいくつか見られた。それでも効果を考えると全部を実現してもいいところ今の2割増しくらいだろうというのも一つの現実。
広告予算は完全に底をついたし、広報活動も1月末をもって契約期間が終了しているとのこと。そしてマッドハウス的にはいつまでもマイマイ新子だけに関わっていられない状況もある。片淵監督には次回作の第3期ブラックラグーンに専念してもらいたいというのが実情だろう。それでもエイベックスの人は仕事抜きで大阪まで飛んでくれているし、こうして公開宣伝会議を開いてファンの声を聞いてくれる。自分は製作者側は出来る範囲でよくやっていると思うけどねぇ。
既に告知されているが渋谷シネマアンジェリカでの上映も決まった。3/13~4/2まで。地方のシネコンよりも都市部のミニシアターが適切なサイズのハコだと自分も思う。
少なくとも商業的に万人受けする映画ではないだろう。製作者とファンを巻き込んで揺れる「マイマイ新子」は最終的にどこを落とし所とするのだろうか。現段階ではDVDリリースも危ういが、それでもいつかは出るだろうとソフト化を期待している自分はダメなファンなんだろうか。
レーベル:CRESCENTE
アーティスト:サントラ Minako“mooki”Obata 紫織 杉並児童合唱団
定価:¥ 3,150(税込)
価格:¥ 2,993(税込)※5%OFF!!
在庫:在庫あり。
中古:~
あらゐけいいち氏が描いたばるぼら絵日記
http://www.jarchive.org/log02.html
ペンタブレットを入手してからすっかりイラストサイトに変貌したばるぼらさんのjarchive。
気に入ったらぜひweb拍手してあげてください。
著者:あらゐ けいいち
出版社:角川書店(角川グループパブリッシング)
定価:¥ 588(税込)
在庫:在庫あり。
中古:¥ 295~