http://www.puk.jp/theatre/theater.html
プーク人形劇場にて、6月6日(木)~9日(日)の4日間に渡って「フイチンさん」が上映。
6日(木) 19:00
7日(金) 14:30/19:00
8日(土) 14:30/17:30
9日(日) 14:30
ゆるふわ更新
http://www.puk.jp/theatre/theater.html
プーク人形劇場にて、6月6日(木)~9日(日)の4日間に渡って「フイチンさん」が上映。
6日(木) 19:00
7日(金) 14:30/19:00
8日(土) 14:30/17:30
9日(日) 14:30
http://animestyle.jp/2012/10/22/2733/
新文芸坐×アニメスタイル セレクションの33回目、「必見!『虹色ほたる』と東映動画の名作たち!!」を見てきました。
「虹色ほたる」は個人的に今年のNo.1アニメ映画として激推ししてますが、「虹色ほたる」DVD発売を11/21に控え、都合5回目(10回以上見てる人も多いので5回は決して多くはないですが)となる鑑賞の機会を新文芸坐×アニメスタイルイベントにて与えてくれたことを嬉しく思います。
アニオタフォース – 「虹色ほたる」を4回見てきた
上映に先駆けて、「虹色ほたる」監督の宇田鋼之介監督とアニメ様のトークショー。
「虹色ほたる」は正直、人を選ぶ映画だと思います。説明的なセリフを極力廃し(開始30分はユウタに何が起こっているのか正直分かりづらい)、作り手側から結論を提示することはしないという作品造りは一見不親切ですが、宇田監督はそれを「見る人に委ね」、「噛めば噛むほど味の出るスルメのような」作品を目指したとのこと。
「虹色ほたる」はダムに沈む村が舞台である。プロデューサーサイドから東映的な分かりやすい作品を求められていたけど、内包しているテーマが重いため結果としてディープな作品になってしまったとのこと。
エンディングのカットは尺の都合で本編から漏れてしまったカットを再利用している。自転車のCM部分はキャンディーズも作画した新井浩一さん。
隠れ設定:ユウタは文京区駒込在住。ケンゾーはデコトラ職人。独立するのが遅れたので芳澤さんとの結婚が遅れた(ずっと付き合っていた)。47歳のヘソ出しルックな旧姓芳澤さんは元々子どもの頃から洒落っけあったのと今っぽいカッコということで、基本的には森さんのデザイン。
ちなみに、原作からさえ子の名字は「オクヤマ」になっているのですが、ユウタの名字は特に決まっていなかったそうで、東映でオクヤマと来れば奥山玲子さんなので、言葉遊びから東映動画の名アニメーター小田部(コタベ)羊一、奥山玲子夫妻から取られたそうです(コタベじゃまんま過ぎるのでオタベになったけども)。その他、今発売中のアニメスタイル002にて「虹色ほたる」がコンテ、資料集付きで28Pも特集されてます。裏ネタ多数ですので是非ご一読の程を!
「虹色ほたる」は35mmフィルムでの上映。デジタルと比べてダイナミックレンジは低いので暗い箇所は確かにデジタルより見えなかったりしますが、フィルム独特のパーフォレーションの揺れはいい味出てたと思います。
「虹色ほたる」上映後、「龍の子太郎」「空飛ぶゆうれい船」「どうぶつ宝島」と東映長編(中編?)3本立てで上映。虹色ほたるも含めて全てフィルムでの上映で、前述の小田部、奥山ネタからうまく繋がった在りし日の東映動画の味を感じさせる良いセレクションだったと思います。
新文芸坐のロビーでは虹色ほたるの原画展示がありました。

信じられるかい?右が原画で、左が修正原画なんだぜ・・・。

そしてDVD発売を前に11/9DVDレンタル開始!また来週さえ子に会える!!!

宇田監督によるサイン入りユウタとさえ子イラスト。さえちゃんかーわーいーなー、超絶かーわーいーいーなー!!!
そうそう、アニメ様から来年「おおかみこどもの雨と雪」、「ももへの手紙」、「虹色ほたる」の「主人公が田舎に帰る3部作」の上映会しましょうとの嬉しい提言が。実現すればすごいラインナップですが期待して待ちたいところです。
イベント終了後、ふとした切っ掛けで大橋学さんとお茶する機会に恵まれました。
「虹色ほたる」終わるアニメーションの感想はほとんど言わないと 言うよりも・・観ていないのが現実。しかし良かったです。ラストの螢・・とっても綺麗でしたー✨そうだ、変な感想ですが「虹色ほたる」は「ユンカースカムヒア」と(兄弟)みたいな香りがとても しました。
— 大橋学(アニメーター)さん (@MaoCloud) 11月 3, 2012
確かに自分も「ユンカース」と似たような匂いと情熱を感じました。
しかし、大橋さんはタフですね、先日のユンカースの上映の時もトークショー終えた後も帰らずにお客さんと一緒に朝までいてそれから自身の作品集を売るためにコミティアに行ったとのことでしたが。いやーすごい!
「ルパン三世 死の翼アルバトロス」「フリッツ・ザ・キャット」「地下幻燈劇画 少女椿」三本のアニメ作品が上映される映画祭についてあまたのアニメ系ブログがまったくの無反応ってどうなんだよ。別にいいけど。
— ヂョーさん (@dyo_) 9月 10, 2012
反応した!
少女椿のDVD自体は欧州でPAL版が出てますが、特別仕掛け上映としてカナザワ映画祭(9/14~9/21)で上映されるようです。
http://www.eiganokai.com/event/filmfes2012/
他にもルパン三世「死の翼アルバトロス」、フリッツ・ザ・キャット、バタリアン、スペースバンパイア、ザ・異色ドキュメント「馬と女」など、単なるおっぱい多めだけのセレクションじゃありません!
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またトップページのデザインもイカしてる。
池袋新文芸坐とアニメスタイルのコラボイベント「新文芸坐×アニメスタイル セレクションVol. 30 ユンカース・カム・ヒアと大橋学のアニメーション」に行ってまいりました。
「ユンカース」が久々に劇場に掛かるのも有り難いですが、今回の主役は大橋学a.k.aマオラムド!大橋さんの監督作品「CLOUD(ロボットカーニバルの一編)」、キャラデザ、作画監督をしている「グリム童話 金の鳥」、「ちびねこトムの大冒険」、そしてスペシャルアニメーターとしてクレジットされている「ユンカース・カム・ヒア」の4本立て。特に「ちびねこトムの大冒険」はレア中のレアであり、今回の上映を観逃すと次はいつ見られるか分からない。
大橋学を初めて意識したのは多分アニメージュ付録のポケットデータノート。写真入りでアニメ業界人の紹介がされているもので他のアニメーターとは明らかに異なる風貌だったので「このヒゲの長髪の人は何者だ?」と思ったのを覚えてる。その後、「ボビーに首ったけ」でもANIMATION DIRECTORという特別な肩書きを付けられてるのを見てマッドハウス作品と言えば大橋学という認識が強くなった(金田伊功のSPECIAL ANIMATIONみたいな感じで)。上映に先駆けてまず佐藤順一監督と大橋学さん、アニメ様とでトークショー。大橋さんの口から「セーラームーン」という単語が出てきて驚いたが初代のED作画担当してるんですね。
何となく描いた(思い出しつ)セーラームーン🌛✨ pic.twitter.com/vEI0Qkh3hX
— 大橋学(MAO☆LAMDO) (@MaoCloud) January 18, 2015
ユンカース・カム・ヒアには本編以前のパイロット版が存在する(DVDに収録)。キャラデザ・作画監督を大平晋也が担当しており、しかしどう考えてもこの作画密度とペースでは完成できないとの判断により小松原一男作監体制が取られた。ユンカースのEDにて大平晋也作画は見られます。
大橋さんの作画担当は不思議な力で空を飛ぶひろみとユンカースの一連の背景動画。大橋さんの実娘の協力によって描かれたパステル画の背景の上にノーマルのセルをオプチカル合成している。
ユンカースカムヒアのファン活動と言えば忘れてはならないのが「ユンカース・カム・ヒアを観る会」の濱田さん。ユンカースやアリーテ姫など、隠れた名作を下高井戸シネマなどで定期的に上映会を行っていた。マイマイ新子以前のファンによる草の根活動の草分け的存在である。ある時突然ネットから消えてしまったんですがお元気でしょうか。
ちびねこトムは制作期間1年で原画に井上さんや沖浦さんや木上さんとかが参加している。メインの動物キャラクターは丸っこくてかわいらしいデザインだけども、レオニスだけがまるで杉野さん描くところのシルバーか力石徹にしか見えない(笑)まあ、キャラ表にも力石を意識したキャラクターとして書いてあったそうだから無理もないですが。
宝島といえば大橋さんが担当したOPとEDが1週間しか与えられず、OPだけで6日使ってしまいEDを1日で仕上げた話など面白かった。
作画の遊びの部分が出来なくなったという話。遊びを重要な人物セルと同セルに描いてしまえばカットしようがない。こういう遊びをよくやっていたらしいが、ある時セルに描かれた遊びの部分をブラシで消された時には「ああもうこういう遊びができないんだ」と思ったと言う。
「金の鳥」制作時、大橋さん、福島さん、新川さんが一軒家の2階にアニメーター班として詰めていたという。ちなみに1階が背景班。でも結局福島さんが美人だという話しかしてなかったように思う。
金の鳥、未だDVD化もされていませんがたまに中古ビデオ叩き売りで見かけます。買っておけば良かったな・・・。
オムニバス形式の「ロボットカーニバル」で一番最初に上がったのは大橋学「CLOUD」であり、一番遅かった作品は2年掛かったという。CLOUDの原作は大橋学氏の自費出版本である「雲と少年」。この夏、夏コミで復刻版「雲と少年」が発売されたので手に入れた方もいるかと思う。
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サイン入れていただきました!
個人的にロボットカーニバルを通して見るのは当時以来。北久保さんの「明治からくり文明奇譚」は繰り返し観てたけども。朝4時というなかなか辛い時間帯であったが、正直ビーボォーの2作品に助けられた。おかげで眠らなかったよ!エンターテインメント万歳!
「虹色ほたる」を今日まで4回見ました。初めは友人に誘ってもらった試写会で見て、公開週の日曜に2回目見て、会社帰りに3回目見て、そしてこの日曜にも銀座で見てきました。4回見たけど見るたびに新しい発見があるのがすごい。サマーウォーズのような夏の映画として気楽に見ることも出来るし、じっくり見て画面に隠されたメッセージを探し出すのもまた楽しい。
舞台は1970年代にダムに沈んだ村、主人公であるユウタは亡き父との思い出のカブトムシ採りに一人この村へやってきた。冒頭から驚かされるのはとにかく一切のCGを使っていないこと。3DCGで描かれた乗り物や小物類に慣れた目にはユウタの乗ってきたバスが全て手描きで描かれていることに早くも驚かされる。CGはCGで大事だけどもこのアニメのテーマでもある「ノスタルジー」には手描きが相応しい。アニメーターたちもそれに応えてロクに線も繋がっていない一見ラフな太い描線で見応えのある画面作りがなされている。特に山下高明氏による、ダムに沈もうとする村を憂うような俯瞰多めのアングルで捉えている画面設計が素晴らしい。その辺りの手描きアニメーターへのリスペクトはエンディングにも表されています。
キャラクターのセリフは余計な説明がないため初見には若干分かりづらいかと思われる。しかし、セリフで説明されない分はキャラクターの芝居で描写されていたりするのでそれに気がつくと全ての芝居に意味があるように見えてくる。そうなるとまんまとハマってしまう。
声優は可能な限り子役俳優たちで固めている。特にさえ子役の木村彩由実ちゃんの甘ったるい声がかわいくてものすごく耳に残る。

胸を突き出して「一緒に帰ろう!ユウタ君!」かわいい

心配そうに見つめるユウタに「ん?」かわいい
一度見た人も是非二度三度と足を運んで欲しい作品です。個人的にはここ10年で一番好きなアニメ映画になりました。
https://www.youtube.com/watch?v=zEd4hOqStO0
冒頭20分期間限定公開(5/19までの公開予定のはずだったけど今も見られます)
予告編
宇田鋼之介監督のインタビュー記事。ネタバレありなので観覧後にお読みください。
エキレビ!「虹色ほたる」監督インタビュー前編
http://www.excite.co.jp/News/reviewmov/20120524/E1337818548893.html?_p=1
エキレビ!「虹色ほたる」監督インタビュー後編
http://www.excite.co.jp/News/reviewmov/20120525/E1337876324568.html
※以下、ネタバレを含むので閲覧注意
http://www.cinemart.co.jp/theater/minkymomo/
『魔法のプリンセス ミンキーモモ 夢の中の輪舞』(1985年/90分)
『MINKY MOMO IN 夢にかける橋』(1993年)
『MINKY MOMO IN 旅だちの駅』(1994年)
ミンキーモモのOVAシリーズ3作品がスクリーンに蘇る!
シネマート新宿とシネマート心斎橋の2劇場で上映されますが、シネマート新宿は7/23(土)~7/29(金)まで(以降は未定)、シネマート心斎橋は7/23(土)~8/5(金)まで。
くすのきさんのtwitterより
http://www.shin-bungeiza.com/allnight.html#d0723
7/23に新文芸座にてオールナイト上映会「しあわせなバカタレ 庵野秀明+平野勝之」が開催されます。何といっても庵野監督の上映作品のラインナップが凄い。
へたな鉄砲も数うちゃあたる!
じょうぶなタイヤ!
ウルトラマン
帰ってきたウルトラマン
ウルトラマンは島本和彦「アオイホノオ」にも描かれていた大阪芸大時代の学生作品ですかね。
http://www.berserkfilm.com/
来年1月公開予定の劇場版「ベルセルク・黄金時代篇Ⅰ 覇王の卵」の公式サイトがオープン。全3部作。

アクセス集中しているためサイトが重いです。Yahoo!映画でも予告編配信中。
公式応援団?である「鷹の団」では団員募集中とのこと。
http://www.berserkfilm.com/members/
「鷹の団」広報官であるクララ・ド・ポラスは三浦漫画では陵辱されそうなキャラですね。
あの、キャノンボール日本語吹き替え版(TV放映版)が廉価版DVDになって登場!とにかく日本語吹き替えのメンツがすごい豪華で、これで当時VHS3倍で録画したビデオテープを捨てられる!
俺はアニオタ、スコシ優しい男・・・。という訳でいつもの四日市、ずるぼん、フチザキ、俺の4人で「REDLINE」公開初日の本日、新宿バルト9で見てきました。
http://red-line.jp/
KINEZOでチケット予約(2日前からオンライン予約可能)したんだけど、俺が見た段階ではどこも取られている様子がなかったのでどうやら俺が1番乗りだったみたい。劇場センター中央を4枚楽々確保できた。KINEZOで予約するのもすっかり慣れたものだけどここまで少ないのはさすがに初めてだったのでこの段階で客足が不安ではあった。
で、観た率直な感想を言わせてもらえば、「面白かった!」の一言。正直、中身はないので、いい音響と大きいスクリーンの揃った劇場で何も考えずに見るに限る。
そんな中でも原作・ディレクションの石井克人、監督の小池健自身が熱心なアニメマニアだけに作中に色んなアニメがインスパイアされており、それはあからさまなパロディではないけれど、石井・小池が血や肉としたものが匂いとして自然と作品に滲み出ているのが嗅ぎ取れるので、一般層だけでなくアニメマニアにも十分訴求できる。
まず真っ先に思い出すのが小池健の師匠である川尻義昭監督の「走る男(迷宮物語)」。同じレース物であり、作風は真逆だがベースとなる共通点は多い。
グラマラスでセクシーなカーデザインは「マシンハヤブサ」(マッハGOGOGOでもいいけど)。
ヒロインの名前が「ソノシー・マクラーレン」とか中途半端にF1引きずってる辺りが「サイバーフォーミュラ」。ああ、このTVシリーズ最終回は何十回、何百回見ても面白いですね。
ネタバレになるから詳しく書かないけどルパン(これは確信犯でパロ)とかAKIRAとかダロスとかナウシカとかイデオンとかも引きずってるように見える。まあ、もっとハッキリ言ってしまえばチキチキマシン猛レースなんですが。
小池健の「PARTY7 OP」。小池健としてはこの段階でほぼ完成している。TODOHIRAというマッシュルームカットなキャラが登場しているが、REDLINEにも三木・轟木というマッシュルームカットコンビが登場している。こういう童貞丸出しキャラに「トド」って付けるの意味あるのかな?
DVDマガジン「Grasshoppa!」での石井・小池作品「TRAVA」からTRAVAとシンカイが「REDLINE」へ友情出演!
帰りに物販でパンフとサントラCD購入。PARTY7に続いてジェイムス下地のサントラ良かった。PARTY7の時は通販でしかCD買えなかったから手にとって買えるのはいいことだ。
http://twitter.com/92on/status/26829531904
ばると9のREDLINEだいぶお客さん少ないです。初日と二日目の入場者数が実は重要なのです。観に行く予定の方は、今日明日で観に行って下さいな。
本日は雨だったとはいえ公開初日の夜とは思えない全体の3割くらいの客入りだった。まー、思ったよりは宣伝に力入れていたと思うけど普通に見る人選ぶ作品だと思うよ。キムタク他俳優声優がなんかしてくれるわけもなく。舞台挨拶でもやれば(試写会ではあった)興業成績に影響する初日・二日目の動員も少しは違ってたんだと思うけど、少ない観客の中でも多く目に付いたカップルも女性の方が見終わった後「なんか途中寝ちゃったー(はぁと)」とか言ってるの見るにつけ、興行的には色んな意味でダメダメだと思う。というか、どこで寝るんだろう・・・。
バルト9最大の収容人数を誇るシアター9で観られる内に、そして出来れば今日10日に見に行って下さい!