LIVE「No1 in HEAVEN」@阿佐ヶ谷ロフトA


安田理央さんの自主制作DVDマガジン「No1 in HEAVEN」のイベントに参加してきました。濃厚なメンツが出るのでチケット取れるかがまず心配だったんだけど直前のweb予約であっさり30番台。えっ、そんなもん?だってすごくない?このメンツ。

http://d.hatena.ne.jp/rioysd/20100602/p1

【出演(五十音順 ビデオ出演含む)】
安田理央(ライター)
キムラケイサク(24時間耐久アニソン1000曲メドレー,「アニソンバカ一代」著者)
ゴールドマン(異能AV監督)
酒徳ごうわく(人喰い映像作家)
寺田克也(イラストレーター,漫画家)
とみさわ昭仁(「人喰い映画祭」「覆面音楽祭」著者)
ニッポニアエレクトロニカ(音と映像のサンプリングハンター)
二村ヒトシ(AV監督)
ばるぼら(ライター)
パンチ(AV監督)
峰なゆか (元AV女優、フリーライター)
柳下毅一郎(翻訳家、映画評論家、殺人研究家)

ばるぼらさんやキムラさんなど面識ある人も出るし、あと異能AV監督ゴールドマンが見たかったんで。

頭おかしいだろ。

まず「頭角戦隊アタマイザー5」、「頭脳戦隊クビレンジャー」の監督である酒徳ごうわくさん登場。首がエア・ドールに変わった「女エアー・コップ」と「空気アマゾネス」のエア・ドール系2本上映。

このアマゾネスの群れを見た瞬間分かったね。このジャケ裏面の多数の黒人ドーラーの部屋、ごうわくさんの部屋じゃん!!サブカル界隈狭い。
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ニコ動「新国際ニコニコ映画祭」で大賞を受賞、ひろゆきから賞金111,111円をもらった(ひろゆき曰く、「11万くらいが妥当でしょ」とのこと。)「空気アマゾネス」もバカバカしくてすごく面白かった。もう空気アマゾネスの「エヤァァァァ!」って声が耳から離れない・・・。ちなみに黒人ドールは卸値で40体購入したとのこと。配ったりして今は20体くらいしかいないそうだ。この日も3名の黒人ドールが会場で配られていた。

キムラケイサクさんは得意のパチ歌(オリジナルとは違う歌い手が歌ってる、パチモノアニソン)と、新・巨人の星Ⅱの問題作「恐怖・死神ゴスマン」のダイジェストを上映。

http://equisetum.blog.so-net.ne.jp/archive/20090714

飛雄馬が「大リーグボール」という名称を使うのが許せないという理由でわざわざ来日する、あまりの無法者ぶりに大リーグを追放された過去を持つ死神ゴスマン(もう大リーガーじゃないのに!)。赤いほっかむりマント姿で試合中の球場に乱入したり、「心眼」と称してヘアバンド?の下に第3の目(自分で「目」を書いてある)を持っていたり、レイズナーのゴステロみたいなルックスも含め、巨人の星とは思えぬ想像を絶する展開のオンパレード。新・巨人の星ならまだしも、Ⅱはさすがに見てなかったんでこんな狂ったオリジナル脚本があったとは知らなかった。

ばるぼらさんは両手いっぱいの自販機(エ口)本を持ち込んできた。山口百恵宅のゴミを盗んできて誌面で公開している鬼畜すぎるjam創刊号ほか、中身を確認出来ない自販機本なのをいいことに、編集部員が自分の趣味丸出しで好き勝手やってる本だらけ。自販機本には岡崎京子の単行本未収録作品がまだまだ眠っているらしく、自慢げにコレクションを見せびらかすばるぼらさんは壇上で一人ほくそ笑んでいた。何故か岡崎京子のピンナップとか載ってたんだけど、これファンロードでも一本木蛮とか大橋シスターズ(薫、楠桂)とかの送り手側の素顔を見せるピンナップが多かったので当時はこれが普通だったんですよね。

元AV女優、峰なゆかさんによる、エ口マンガに於ける萎えるマ○コの描き方研究「謎マ○コ講座」がメッチャクチャ面白かった。峰さんはとにかくエ口マンガが大好きだそうで、DMM内にもこんなコンテンツがあるくらい。

http://blog.dmm.co.jp/kouhou/eromanga/

謎マ○コとは簡単に言えばやおい穴の男性作家版。峰さんによると、

・陰核の皮と小○唇は別パーツである
・マ○コは菱形じゃなくてしずく型
・マ○コと肛門は離れすぎない

という所が分かってないエ口漫画家が多いとの指摘が。なるほど!実例見るとよく分かる!ひらめき☆エ口マンガ学校!
その中でもジョン・K・ペー太先生の描くマ○コは素晴らしいとのことで絶賛していた。逆にイケメンエ口漫画家のピクピクン先生の描くマ○コはダメだと。こんなにイケメンで数多くのマ○コを見ているはずなのに、と(峰さん判断)。
http://2r.ldblog.jp/archives/2179692.html
で、今最もモテ漫画家である浅野いにおの描くマ○コもベタ褒めしていた。これは相当モテているはずだ、と(あくまでも峰さん判断)。

休憩時間にごうわくさんに挨拶。ばるぼらさん、キムラさんと一堂に会す。寺田克也さんもいてなんか豪勢なメンツだな。会場ではtagさんに会ったよ、多分何度かニアミスしてるはずなんだけど。tagさんはニッポニアエレクトロニカの人とiPhoneでブブゼラアプリ鳴らしてた。うしじまさんは終わり間際に来てたみたいで一言二言交わしただけで忙しそうに帰ってった。私服かわいかったな。

寺田克也さんによるiPod TouchでのBrushesを使ったイラスト紹介。なんでもiPod Touchでどこでも絵を描いてるそうだ。すごいな。さすがに画面が狭いとのことで、もう1台iPod Touchを買って2台並べて描くというお約束を交えつつ、iPadでのイラスト描き実演開始。指で絵の具を撫でつけるように描いていく様は自分でも描けそう!と錯覚してしまうほど。まあ描けるわけないんですけどね。

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ワールドカップを見に南アフリカに行っている柳下毅一郎さんはビデオ出演。危険なのは十分承知で、万が一現地で襲われて下手に抵抗したら殺されるし、抵抗しなくても犯されてAIDSというどっちに転んでも死亡フラグだそうだ。後日、南アフリカから送られてきたビデオは単なる浮かれた一人のサッカーファンの映像だった。
物販で「No1 in HEAVEN」vol.1~3までまとめ買い。あととみさわ昭仁さんの覆面歌手(単に正体を明かしてない歌手から、文字通り、歌手が覆面やマスクを被っているものまで)ジャケットばかり集めた「覆面音楽祭」も購入。

ニッポニアエレクトロニカの映像を見て笑って、

https://www.youtube.com/watch?v=N-R5XCzsl5w

最後、ゴールドマンはアカペラで自作の「安田理央さんからもらったNo.1 in HEAVENのDVDでオ○ニーをしようと思ったけど出来なかった」な歌を歌って終了。

heaven2.jpg

最高に最低で面白いイベントだった。

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