Webアニメスタイル 板野一郎インタビュー(5)


http://www.ntv.co.jp/ghibli/web-as/01_talk/itano05.html

板野 『愛・おぼえていますか』の頃から、だんだん「大変だ」と思い始めてきたんです。やっぱり同じような事を繰り返してるのが嫌になってきた。それで他のものを、『北斗の拳』とかをやったりするようになるんです。

俺ジャンプ世代のはずなんだけど北斗の拳ってどうにも好きじゃなくってねぇ(;´Д`)アニメの方も板野さんや越智さん参加の回しかチェックしてなかった

小黒 『愛・おぼえていますか』の実際の関わりは、どういったかたちだったんですか。
板野 メカ作監で。本猪木とか結城(信輝)がやった水上戦は、レイアウトとか第一原画を切って。

前回ちょっと触れた「俺的劇場版マクロスで一番好きなカット」だが、やはり板野さんの息が掛かっていた。キャラは結城さんだろうなとは思ってたけど。

板野 そうですね。『マクロスII(超時空要塞マクロスII ―LOVERS AGAIN―)』というのがなかったら、僕は『MACROSS PLUS』はやらなかったと思いますよ。『マクロスII』が、僕達の思ってた『マクロス』と繋がっていなかったもので。
小黒 全然違いましたよね。

兄尾田 ビックリしちゃいましたよね(;´Д`)

板野 で、あれは『マクロス』という名前がなければ、大張ロボットアニメーションとしては成立してると思うんですけど、『マクロス』の名がつくとちょっと引っかかりがあって。その辺で「あれを『マクロス』だと思われたくないな」っていう気持ちが、僕にも河森にもあって。

兄尾田 俺漏れ(;´Д`)ありました

板野 それを韓国のように、文化として国を挙げて保護してくれるといいんですけどね。橋本(晋治)君とか大平(晋也)君とか、戸倉(紀元)君とか、うつのみや(理)君とかにスポンサーがついて、彼らみたいな人がメインになったり、監督ができたりするようになれば。

戸倉さんの名前が出てるのが嬉しいな。橋本晋治や大平晋也は後に板野一郎監修の元「夢枕獏 とわいらいと劇場」でそれぞれ「四畳半漂流記」、「骨董屋」を監督することになる。また、第2期スタジオブレイク(橋本晋治、大平晋也所属)で参加した板野一郎監督「エンゼルコップ」も忘れてはいけない。

Webアニメスタイル 板野一郎インタビュー(5)” に9件のコメントがあります

  1. 「エンゼル」コップは3話までしか見ていない。ここらあたりからエヴァまでアニメから離れちゃった。結構この期間が空白の人って多いよねw 4話以降はレンタル置いている店がない。3話までならいまだに置いている店はちょくちょくあるんだけど。で、6話でちゃんと完結してるの?カラオケもクレヨン社は地球のうたくらいしかないよね。泣きながら痛みを歌いたいもんだw

  2. コピペしたんで間違っちゃったノ(´д`)てへへ
    俺も近所のビデオレンタル店では1軒を除いてほとんど見かけませんでした。一応話は完結してるけど、間が空きすぎちゃってみんな忘れた頃にひっそりとリリースされたせいか、結城信輝デザインがどっか飛んじゃってたのは覚えてる。大張アニメかと思った。

  3. 調べてみるとエンゼルコップ、プロデュース面でぐだぐだやねwビデオは、1,4〜6がポニーキャニオン、2,3がJHV発売で、2000〜1にDVDがアットエンタテインメントから発売されたけど3までしかリリースされてない。。。不遇な作品だ。漏れが4〜6見るときは果たしてくるのか?神も、ピリオドを打たない。

  4. あうあ。そうだったのですか。DVD探索の旅にでます。もう止められる者はいない。

  5. 2、3年前、エンゼルコップのDVDはバイオレンスジャックのDVDと共に、メーカー流れの新品らしきものがあちこちの新古書店で売られてました。
    今はガイスターズとペペロの冒険にその座を奪われていますが、場末の新古書店を探せばみつかるかもね。
    あと、攻殻SACはエンゼルコップのパクリだと思う。特に最終回直前の話が、エンゼルコップの3話にクリソツ。

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